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フジノンTVレンズ開発の歴史

 

フジノンTVレンズの発展の歴史をご紹介します。

1962年 フジノンTVレンズ開発スタート

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カラー放送の開始にともない、「高性能・高品質なTVレンズを」という市場のニーズにこたえるため、この年に本格的にTVレンズ開発がスタートしました。当社は1944年創業以来、スチルカメラや双眼鏡などの光学機器の開発・製造を手掛けてきており、これまでに培った光学技術をベースに、早くも2年後には当社初のTV用固定焦点レンズ4機種の開発に成功し、64年の東京オリンピックでは感動の名場面の数々をお届けすることができました。また、伝統の光学技術を生かし、独自の多層反射防止膜コーティング(EBCコート)を採用するなど積極的な技術開発・導入を行っています。

多層反射防止膜コーティング(EBCコート)

Electron Beam Coatingの略。TVレンズを初めとする光学製品には表面に反射を防止し、 より多くの光を取り込むため、数層の反射防止膜が施されています。 コーティングには真空蒸着機が用いられ、独自技術と徹底した品質管理のもと製造が行われています。

1965年 世界初大口径ズームレンズ開発

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東京オリンピックの翌年にはいち早く世界初の大口径10倍ズームレンズ(F4.5 80~800 mm 3“IO 一軸式)の開発に成功しました。相撲中継や、メキシコオリンピックで使用されるなど、好評を博すこととなります。 その後、67年には当社初のインナーフォーカスタイプズームレンズを、 69年には国内初の至近型ズームレンズを、そして70年には世界初のパターンプロジェクターを備えた、 スタジオ標準タイプのTVレンズを開発、次々と新製品を送り出していきました。

インナーフォーカスタイプズームレンズ

前玉(一番前のレンズ群)を繰り出すフォーカシングに対し、レンズ内の一部のレンズ群を移動させることによってフォーカスを合わせるフォーカシング方式を言います。一般的に放送用インナーフォーカスタイプは、フォーカスレンズ群の一部を移動させる方式を採用しています。

1973年 本格的高倍率ズーム開発

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この年にはスタジオ用高倍率14倍ズームレンズ(F1.6 13~182 mm 1“Pbo 一軸 フルサーボ゛式)を開発。 リレーレンズ内にインナーフローティング方式を採用し、 軽量化、操作性の向上が図られました。この14倍ズームレンズの開発により、フジノンTVレンズの名は市場に浸透し、 その地位は不動のものになったといえます。 また同時に、フィールド用高倍率22倍ズームレンズ(F1.8 18~400 mm 1”Pbo 一軸・フルサーボ゛))を開発、世界最高倍率70倍に繋がる、本格的な高倍率ズーム化への幕開けとなりました。

リレーレンズのインナーフローティング方式

アイリス、ズーミング、フォーカシングの3つの機構をフジノン光学プログラムによるマイクロコンピュータに連動させ、 それらのいずれの点でも通常設計のコマ収差がさらに良くなるように、リレーレンズ内のレンズを移動させる独自の方式です。

1977年 ENGレンズ「14倍」で不動の地位に

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市場からは小型・軽量で機動性の高いニュース取材用のポータブルENGレンズ(Electronic News Gathering)の開発に対する要求が高まって行くなか、当社では短期間の内に12倍、14倍レンズを相次いで開発。特に14倍は、世界初のレバー切り替え式エクステンダー内蔵型のENGレンズで、以降同レンズの形態は、報道・スポーツ取材などで使用されるレンズの原型となる画期的なもので、そのスタイルは現在まで引き継がれています。

ENGレンズ

Electronic News Gatheringの略。一般にポータブルカメラまたはハンディーカメラとも呼ばれ、カメラマンの肩に担げる大きさでニュース取材などに用いられます。このカメラに用いられるレンズの総称をENGレンズといいます。またスタジオやスポーツ中継などで使われる据え置き型カメラに用いられる箱型レンズの総称をEFP(Electronic Field Production)レンズといいます。

エクステンダー

倍率を拡大するためのレンズ群。例えば14倍レンズに2倍エクステンダーを使用すれば倍の28倍の像が得られます。1977年に開発したENG14倍レンズはエクステンダーを本体に内蔵し、レバーで切り替えのできる世界初のタイプです。

1979年 世界初HDレンズ開発

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同年、NHK技術研究所からの次世代高品位テレビ(後の呼称:HDテレビ。 その後さらにNHKではハイビジョンと命名)カメラ用レンズの開発要請を受け、「R14×12.5」を開発しました。このレンズは、当社独自のズーム部3群移動方式を採用したレンズで、 高品位テレビの開発・普及におおいに貢献しました。この後、81年に開発された「HD12×15」は世界で初めてマイクロコンピュータを搭載、 リレーレンズ内にインナーフローティング方式を採用し、高性能・小型軽量化を実現したレンズとして、高い評価をいただきました。これらの技術開発をきっかけにその後HDレンズ開発に拍車が掛かっていくことになります。

ズーム部3群移動方式

放送用TVズームレンズは通常2つのレンズ群を移動して変倍(ズーミング)しますが、HDTVなどの高い光学性能を必要とするズームレンズでは、より高精度の収差補正が必要となります。 そのため従来より一群多い3群レンズを収差補正に適切なカーブと連動させ移動させる方式を採用しています。

1985年 CCD対応レンズ開発

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この前後から撮像素子が撮像管(チューブ)からCCDへと急速に置き変わっていくことになります。 アナログからデジタルへ。時代は大きな変換期へと差しかかってきました。
この機に、 当社では撮像管(チューブ)に比べ、湾曲収差(画面の歪み)が少ない、周辺性能の劣化がない、焼き付や残像がなく長寿命、小型・軽量である、 といったCCDの特長を生かしたレンズの開発にいち早く着手しました。 そしてこれまで開発した全シリーズをCCD化に対応した 高性能TVレンズへと変更していくことに成功しました。 これらの迅速な対応と技術開発力が高く評価され、1996年エミー賞受賞となりました。

CCD化の特長

撮像素子が撮像管からCCD(アナログからデジタルへ)に変わることにより、 これまで撮像管側で可能であった性能補正が困難になりました。 これにより、レンズ側で光学性能を従来より格段に向上させる必要が生じてきました。 具体的には、色分解光学系のRGBごとに接着されたCCDの固着位に合わせた色収差の低減、倍率収差の低減、ディストーションの低減、全画面での解像力(MTF)向上、ゴースト、フレアーなどの各収差の大幅な改善などへ取り組み、見事にこれらの問題を解決し、デジタル時代の幕開けにふさわしいレンズの開発に成功しました。

1992年 世界初大口径非球面レンズの搭載

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女性カメラマンの登場にともない、ENGレンズの小型・軽量化に対するニーズはますます高まってきました。これらのニーズに対し、当社ではこれまで培ってきた光学技術を駆使し、非球面ガラスモールドレンズを搭載することで、レンズ枚数を減らしながら高性能を維持することに成功し、小型・軽量化を実現しました。また、同時に可変グリップ(グリップの角度が変えられる)の採用など人間工学に基づいた人に優しい製品開発の始まりともいえます。

非球面ガラスモールドレンズ

非球面ガラスモールドレンズは従来のレンズを磨きながら作る研磨加工とは異なり、溶解されたガラスからプリフォーム(原型)を作り、これを高温で軟化させ金型でプレス後、冷却して完成させます。これまでTVレンズに使用されるような30mmを越える大口径非球面レンズの製造は技術的に難しいものとされてきましたが、当社では長年に渡る技術開発により量産化を可能にしました。この結果、さまざまな形状のレンズデザインに対応が可能となり、広角ではディストーションを抑え、全範囲での周辺解像度が改善されました。また、1枚の非球面レンズで数枚分のレンズ性能を確保できるため、レンズ枚数の削減による小型・軽量化を実現できました。

1994年 世界最高倍率70倍ズームレンズの開発

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83年の44倍ズームレンズ開発を皮切りに、10年間に55倍、66倍、70倍と高倍率化への挑戦ともいえる開発競争が繰り広げられてきました。 この間当社ではつねに他社に先駆けた開発を行い、ズームレンズのフジノン(現在:富士フイルム)との評価をいただくにいたっております。なお、現在世界最高倍率70倍ズームレンズは先のオリンピックを始め、野球やゴルフなどのスポーツ中継を中心に世界の数多くのテレビ放送で活躍しております。

1998年 DIGI POWERシリーズ誕生

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デジタル放送の進展で製作現場では、撮影から編集処理、送出までのすべての工程でデジタル化への対応が求められています。このような市場のニーズに当社ではデジタル制作に対応した機能の充実と高精度の動作性を実現するため、ズーム、フォーカス、アイリスの制御部をフルデジタル化した新製品「DIGI POWERシリーズ」を開発しました。以降デジタル制御機能の、EFP、ENGレンズへの搭載が始まっています。

2000年 世界最高倍率87倍ズームレンズの開発

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世界を席巻した70倍ズームレンズの誕生から6年、当社は世界最高倍率となる87倍ズームレンズを開発しました。87倍ズームレンズは、これまでに培ってきた技術力をベースに、ハイビジョン対応の高画質とサーボ、フォーカスの駆動系にデジタル制御機能を搭載(DIGI POWERシリーズ)するなど、性能・機能ともに一層の向上が図られた次世代高倍率ズームレンズといえます。

2000年 防振装置「OS-TECH」開発

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高倍率化が進むと振動が大きな影響を及ぼします。当社ではこの問題を解決するため、防振装置「OS-TECH」を開発しました。「OS-TECH」は放送用ボックスタイプ(EFP、HD)レンズ用に開発したアダプタータイプの防振装置で、70倍、80倍、87倍などの高倍率ズームレンズに装着することで、これまでの高倍率レンズであるがゆえの悩みであった風や足場の揺れによる画面上の像ブレの低減を可能としました。

2001年 シネスタイルレンズの新ラインアップ登場

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当社は、HDカメラシステムを用いた映画製作システム用「シネスタイルレンズ」の新ラインアップとして、ズームレンズ3機種、固定焦点レンズ8機種を開発しました。 「シネスタイルレンズシリーズ」は、高画質・高品質ですでに高い評価を得ているフジノンHDTVレンズをベースに、映画撮影に適した機能とデザインを実現した次世代の映画用レンズといえます。

2002年 世界最高広角ズームレンズ「13倍シリーズ」開発

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広角ズームレンズのベストセラー機「A10×4.8」の発売から6年、当社では世界最高の広角画角を更新したズームレンズ「13倍シリーズ」を開発しまし た。HD用「HA13×4.5」、SD用「A13×4.5」シネカメラ用「HA10×4.5B」を同時に開発するなど、ラインアップを充実。あらゆる用途での使用が可能となりました。

2002年 シネカメラ用「HAeシリーズ」開発

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当社はHDシネカメラ対応レンズの新製品として「HAeシリーズ」(ズーム2機種、固定焦点8機種)を開発しました。「HAeシリーズ」は高画質・高品質ですでに高い評価を得ているフジノン「HDシネスタイルレンズ」をベースに、制作現場から求められる「明るく」さらに「ズームによる明るさの落ち込みがない」などのニーズにこたえた新コンセプトの映画製作用レンズとして開発されました。

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