WVフィルム(on タック)

液晶ディスプレイの視野角を拡大するフィルム。

WV(ワイドビュー)フィルムは、TAC(セルローストリアセテート)フィルムを支持体として独自のディスコティック液晶をコーティングしており、液晶ディスプレイの視野角拡大の効果が得られるフィルムです。

WVフィルム(on タック)の図
特長
左右視野角が1.8倍に

WVフィルムを使用することで視野角が1.8倍に拡がります[※]。

※TNモードでの使用時

工程変更が不要

偏光板保護フィルムとしてWVフィルムを使用するだけで視野角拡大効果が得られ、あらゆる液晶ディスプレイに対応可能です。

液晶表示の原理
液晶ディスプレイにおける偏光板の役割

光は360度さまざまな方向に振動しながら進行しています。

さまざまな方向に振動する光のうち、偏光板は一定方向に振動する光のみが通過するよう規制します。

液晶ディスプレイの仕組み(TNモード)

2枚の偏光板とガラス基板にはさまれた液晶に電圧をかけ液晶セルの状態を変化させてONとOFFの状態を作り出し画像を描画しています。

【左図】白状態(電圧OFF):電圧をかけていない液晶分子はらせん状に並んでいるので、偏光板Aを通過した光は、光の振動方向がらせん状に並んだ液晶分子に沿って90度にねじれて、もう一方の偏光板Bを通過します。【右図】黒状態(電圧ON):電圧をかけると液晶分子が偏光板に対して垂直に並ぶので、偏光板Aを通過した光はそのまままっすぐに進行するため、偏光板Bを通過できません。
WVフィルムの光学補償
光学補償を単純化した模式図

電圧をONにして液晶を立ち上げても液晶セルの中央部は立ち上がりますが、ガラス基板に近い上下の部分はゆらぎを持ちつつ斜めに傾いたままです。そのため、斜めから見ると一部斜めの光が上側の偏光板から漏れてしまい、コントラストが低下して画面が見えにくくなります。円盤上のディスコティック液晶がゆらぎを持ちつつ連続的に傾いて並ぶ配向を特徴としたWVフィルムを用いることで、斜めからの光漏れを補正し視野角を拡大することが可能になります。この配向をハイブリッド配向といい、精密かつ安定に制御することが求められます。

動画で光学補償の説明を見る

Windows Media Player

ナローバンド(1.2MB)

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