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紫外線吸収剤(UV剤)

 

[写真]紫外線吸収剤(UV剤)

富士フイルムが銀塩写真の色褪せ防止技術を用いて開発したものの中でも、長波長カットに特徴のある紫外線吸収剤(UV剤)です。

紫外線の種類

[図]

地上に届く紫外線(UV)のうち、特に長波長のUVはUVAと呼ばれ、肌の奥まで到達します。
UVAの中でも波長が370nm以上のUVは、DeepUVAと呼ばれます。
オゾン層を抜け、地球上に届くUV光(280~400nm)のうち、47.5%がDeepUVAです。(UVCはオゾン層でカットされます。)

[図]肌への紫外線到達イメージ

【肌への紫外線到達イメージ】

製品の特長

長波長カット

当社紫外線吸収剤は、UV-AからdeepUVA、あるいはHEV、ブルーライト領域までカット可能です。

長波長カット×低着色 タイプ

[図]長波長カット×低着色 タイプ

低着色性

従来の紫外線吸収剤では、長波長までカットさせようとすると、黄着色を伴ってしまいます。
それに対して、本製品は、従来にない長波長カットと低着色性の両立が可能です。

長波長カット×高耐光 タイプ

[図]

高耐光性

耐光性に優れ、長期に渡りUVカット機能が期待できます。
屋外で長期間太陽光に曝される自動車や建材用途に使用可能です。


[図]

  カット波長 用途 推奨添加方法 練り込み可能樹脂 融点 溶解性(wt%)
トルエン
FUV-001A ~380nm 光学フィルム
食品・医薬品包装フィルム
練り込み ポリカーボネート
ポリエステル(PET)
313 <10 <1
FUV-002B ~400nm 光学フィルム
食品・医薬品包装フィルム
ブルーライトカット用材料
溶剤塗布 62 >30 <1
FUV-008A ~420nm ブルーライトカット用材料
サングラス
食品・医薬用包装フィルム
練り込み ポリカーボネート
ポリエステル(PET)
336 <10 <1
FUV-010C ~380nm 自動車材料 練り込み アクリル(PMMA)
ポリアミド
ポリカーボネート
ポリエステル(PET)
192 <10 <1

使用分野

ディスプレイ、建材、レンズ・光学、自動車、農業資材、包装材料

関連製品

次世代太陽電池用 増感色素

参考

有機化合物の開発を支える富士フイルムの技術力
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