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開発実験用インクジェットプリンター

ダイマティックス・マテリアル・プリンター DMP-3000 & DMP-2831
トップ 機能・特長 主な仕様 活用事例 Q&A
日本製紙株式会社 研究開発本部 商品研究所 様
導入の背景

我々の部門では、インクジェット用紙の開発を行っています。インクジェット用紙は多種多様で、各種インクジェットプリンタに対し、最適な印字品質となるように用紙の性能を適宜カスタマイズする必要があります。しかし実際のプリンターを用いて用紙の性能を評価するだけでは、各色インクごとの吐出量やプリンタドライバの設定など、用紙メーカーでは把握できない項目も多く、どのような用紙の物性が印字品質に寄与しているか把握することは困難でした。

活用メリット

DMP-2831は、任意のインクを用いて印字することが可能なためインクにトレーサー物質を添加することで、従来観察できなかった顔料インク溶媒の用紙内部への浸透状況の把握や、色味の違いを把握するために各色インクごとにドットの拡がり方の違いの比較、さらにはドットの広がりや形状といった印字品質に影響する因子を定量的に測定することで、インクや用紙の特性との関連性を直接調査することが可能となりました。
また、簡単には購入できない大型プリンタ向けインクジェット用紙を開発する際の一次評価機としても使用しています。
これらの活用メリットは、オフセット印刷用コート紙と同様の光沢性をもち、フルカラーインクジェットプリンタに対応した新製品「SUPREMODE®」の開発にも役立っています。

サンプル図
今後期待することは

今後の要望は、消耗品としては高価なので、充填できるインク容量がもう少し大きなカートリッジがあるといいと思います。

アドバンストマーキング研究所 児玉憲一さん 又木裕司さん

我々の部門では、マテリアルデポジション(インクジェットの新しい分野への応用)の研究・開発に、DMP-2831を使用しています。DMP-2831は、使い捨てカートリッジ式でカメラ内蔵なので、数mlを準備すればさまざまな液で、簡単に吐出調整が可能です。このため他の大型インクジェット実験装置もあるのですが、ヘッド洗浄などの稼動準備が大変なため、初期検討をDMP-2831で行っています。またコントロールソフトには、必要な機能が一通り、使いやすくまとめられているので、大学など教育機関や、初めてインクジェット実験をされる方にもお勧めします。一方DMP-2831の不満点として、16ノズルしかないので描画が遅い事、他装置と比べると安価なのですがプリンタ本体がまだ高価で気軽に購入し難い事、またDMP-2831には1plカートリッジがあるのに1pl量産用ヘッドが存在しない事などですが、これらはFUJIFILM Dimatix社に、今後の改善を期待しています。(2008年10月31日)

紫外線カット照明内で撮影
ドロップウォッチャー操作画面
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