マイクロカプセルは、その名の通り「小さなカプセル」です。「芯物質」と呼ばれる“中身”と、それを内包する「壁材」と呼ばれるカプセルから成り立っています。 芯物質の代表例は香料・染料・薬品などで、これらを内包する壁材は「どういうトリガー(刺激)によって変化するか」という点からさまざまなタイプが選定されます。 マイクロカプセルは、この芯物質と壁材の組み合わせによって多様な機能を持つことができるのです。
また、「徐放」といって外部環境の変化や時間の経過によって、徐々に少しずつ放出することも可能で、医薬品、香料、農薬などで使われています。
カプセル部分である「壁材」の素材選択により崩壊するトリガー(刺激)が異なり、それによって様々な効力を発揮します。
以下の例のように、壁材によって芯物質をリリースさせるトリガーを選択できます。