ステレオデジタルマンモグラフィ


富士フイルムメディカル株式会社が開発を進めてきた、高解像度リアル3Dマンモグラフィ(ステレオデジタルマンモグラフィ、またはSDM)は、異なる角度から2枚の画像を撮影し、両眼視差の特性を利用する立体視の原理により、奥行きのあるリアルな3Dマンモグラフィを観察できる技術です。 50μmの高解像度デジタルマンモグラフィ「AMULET(アミュレット)」と5Mpixel立体視モニタ(偏光グラス装着)の組み合わせにより、組織の重なりがない自然な三次元構造を観察可能で、乳がん画像診断が大きく変わる可能性があります。
そこで今回、土井 邦雄 先生(群馬県立県民健康科学大学 学長)の司会のもと、マンモグラフィ診断のエキスパートである遠藤 登喜子 先生(名古屋医療センター 臨床研究センター 高度診断研究部部長・放射線科部長)と宮城 由美 先生(がん研有明病院 乳腺センター)をゲストに迎え、当社の開発担当である長谷川玲氏を加えて、「高解像度リアル3Dマンモグラフィ」をテーマにした座談会を開催しました。 本座談会では、この革新的技術の原理や特徴、臨床的メリットをはじめ、国内外の臨床研究成果などを紹介し、今後の臨床に与えるインパクトを議論していきます。
- 1. ステレオ撮影とデジタルマンモグラフィ -歴史からひもとくステレオ視の有用性-
- 2. リアル3Dマンモグラフィの原理 -3D時代のステレオデジタルマンモグラフィ(SDM)-
- 3. 従来の2Dマンモグラフィの特徴 -2Dマンモグラフィの課題-
- 4. リアル3Dマンモグラフィの特長 -臨床上のメリット-
- 5. 人の視覚・認識システムをフル活用 -低線量でもクリアな画像-
- 6. リアル3Dマンモグラフィの臨床研究 -Emory大学における3年間、1,458例の成果-
- 7. リアル3Dマンモグラフィの評価と日本での臨床的有用性 -0度/4度の採用と「4度」方向の線量低減による2Dの担保-
- 8. 海外における臨床評価 -ドイツで臨床使用を開始-
- 9. リアル3Dマンモグラフィへの期待と市場展開予測 -トモシンセシス、ブレストCTとの比較も含めて-

