EXRの3つの特長 : 高感度・低ノイズ技術
![[写真]ノイズの少ない自然な高感度撮影へ。](pack/images/index03_img_01.jpg)
コンパクトサイズ×高感度を目指して
「スーパーCCDハニカムEXR」では、独自のカラーフィルター配列を活かして、「眼で見たまま」に限りなく近い自然な高感度撮影を実現しました。暗い場所でより美しい写真を撮るには、感度を高める、つまり集光量を増やすことです。簡単に言えば、マイクロレンズを大きくすればいいわけですが、サイズを上げるということはコンパクトさを失うことにつながります。富士フイルムは、いかに全体のサイズをコンパクトに保ちながら集光量を向上させるかを考えました。その中の一つは、「画素混合」という技術です。
「偽色」という問題
画素混合とは、複数の画素を1画素として読みこむことにより、高感度撮影時の問題を改善しようというものです。しかし、垂直もしくは水平の画素を混合して処理を行う従来の画素混合方式では、混合する同色画素間の距離が遠いため、たとえば高周波成分が多く微細な表現が求められるシーンでは本来被写体にはない色「偽色」が生じてしまいます。さらにこの偽色を低減するためには、画像の高周波成分だけをぼかす技術が有効とされていますが、その効果が強すぎると細部が曖昧になってしまうという問題がありました。
“新しいカラー配列”という答え
「スーパーCCDハニカムEXR」では、「青」「青」、「赤」「赤」というように同じ色を斜めに隣り合わせるようにした新しいカラー配列により偽色を抑制。さらに「C.I.C.(Close Incline Coupling)方式」の採用により、斜め方向に隣り合った同色の2画素分を1画素として読みこみます。
この技術により、撮像素子の面積が2倍となり、感度も2倍相当に向上。しかも暗部ノイズが極めて少ないため、従来の1画素からゲインアップして感度を上げるよりも極めてノイズの少ない高感度画像を作ることが可能になりました。「スーパーCCDハニカムEXR」なら、偽色の補正処理による解像度の低下も抑えることができ、よりクリアでシャープな画像を得ることができます。
![[写図真]従来の画素混合方式](pack/images/index03_img_02.png)
従来の画素混合方式
![[写真]EXRの新配列による混合方式](pack/images/index03_img_03.png)
EXRの新配列による混合方式

