既に共創をご依頼いただいているパートナー様の声をご紹介いたします。
新たな共創へのチャレンジや、組む企業の選定に悩まれているお客さまのご参考になりましたら幸いと考えて、既に弊社に共創をご依頼いただいているパートナー企業さまが、どのような観点で弊社を選ばれ、共創開始後にどう感じられたかについて、ご紹介いたします。
フィルムの工場を持たないが、最終製品に組み込むための
水系塗布フィルムを研究している大手企業の研究所
ビジネスチャンスを獲得するためには、開発してきた水系塗布処方フィルムの早期商品化が必要。これを実現できる水系塗布の技術を持つパートナー企業を探索していた。
設備、技術、そしてビジネスにおいて可能なこと不可能なこと、トライできることを事前によく整理・検討した上で試作に入ってもらえるので、対応効率が高く満足している。
販売開始目標時期までに間に合わせるためには、スピードと質を両立させる必要があり、納期的に複数社の引き合いができない状況下で実力ある企業を探していた。製品開発に必要な水系塗布の技術力で信頼できる、富士フイルムにお願いした。
液もまだ少ない中で、生産機をシミュレートしたテスト機を活用し、初回面談から僅か4か月で、生産機試作に辿り着けた。想定を上回るスピードで、試作品による性能評価をクリアし、開発スケジュールの目途が立った。
塗布だけではなく、表面改質したPETやTACフィルムなどの独自の基材も提供いただけるため、性能も高められることが本当に素晴らしい。また、塗布と基材の一貫製造体制は、製品安定供給の観点からも心強い。
感光・光学フィルムなどの品質において、非常に厳しい業界でノウハウを蓄積されており、安心感がある。
現場のオペレーターの改善に対する惜しみない協力姿勢があり、頼もしい。
ものづくりスタートアップ企業
SDGsの課題を解決する素材を開発しているベンチャー企業。その素材にある機能が足りないため商品化が進んでいないことが課題。その足りない機能を富士フイルムの塗布技術で付与したい。
写真技術から派生した幅広い技術領域があるため、さまざまな協業の可能性があることに加え、富士フイルムのブランド力・信頼性にも魅力を感じる。
的確なテスト結果のフィードバックや、迅速な分析に対しても好感を持てる。また、共同開発や試作に対する密な協力体制も心強く思える。
ビジネスの専門部署の方々が、我々の立場に立ってメリットやデメリットを共に考えてくれるため、分かっていなかった課題を発掘することができ、ビジネス化までの検討可否判断がつきやすい。
技術に関する対話を通じて、技術力の高さを感じた。また、協業を何としても推進しようとする強い突破力も持っている。
「材料〜配合~フィルムキャスト~延伸~塗工~最終製品」まで幅広い工程において経験豊富な人材が多数いて、難しいテーマでも解決できる可能性を強く感じた。
今後も共創パートナー企業の声を追加していく予定です