還元反応 ボラン還元
当社では実機スケールで水素化ホウ素ナトリウムと酸からin-situでジボランを発生させボラン還元を行う技術がございます(~10KL)。ジボランは発火性が高い化合物ですが、ジボランの発生と系外へ排出される過剰ガスのトラップとクエンチ速度を制御することで大スケールで安全に実施するノウハウを保有します。
ボラン還元について
アミドの還元やハイドロボレーション反応で使用されています。実験室では通常、比較的安定で取り扱いがし易いボラン-THF錯体が利用されています。in-situで水素化ホウ素ナトリウムからジボランガスを発生させて反応させる方法は簡便ですが、発生するジボランガスの発火性からハンドリングには十分な注意が必要です。
ボラン還元の文献例
1. Org. Process Res. Dev., 19, 1747-1751 (2015).
2. Org. Process Res. Dev., 15, 1138-1148 (2011).
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