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ArchiveNavi トップコラム磁気テープ高容量化への技術革新 テープの記憶容量は「テープ面積x面記録密度」で決まる!

磁気テープ高容量化への技術革新
テープの記憶容量は「テープ面積x面記録密度」で決まる!

磁気テープは50年以上の歴史と最新技術で高い信頼性を誇る、いま注目のメディアです。
磁気テープは面記録密度の向上ももちろんですが、円板の直径が決まっていて面積が増やせないHDDに対し、テープ媒体を薄くすることで記録面積を増やすことができるので、今後、更なる容量増加が期待できます。

進化を続ける富士フイルム「磁気テープ」の技術革新

富士フイルムは、テープをより薄く、そして磁性体をより小さく、大容量化に向けて技術革新を続けてきました。現在主流となるLTO規格は第7世代となり、非圧縮時で1カートリッジあたり6.0TB(圧縮時で15.0TB)もの容量が格納できます。
将来的には「第10世代で1巻120TB」を目指しており、磁気テープは中長期的、または半永久的なデータ保管にも最適であると言えます。磁気テープは今なお進化し続けているのです。

磁気テープ

●磁性体の大きさ

磁性体の大きさ

微粒子化技術

独自開発した磁性体、非圧縮で5TBを実現する、「バリウム・フェライト(BaFe)」
富士フイルムの磁気テープに採用される最先端の磁性体。

均一薄層塗布技術

TB(テラバイト)超を実現する、独自のテクノロジー「ナノキュービック 技術」
従来の1/10の磁性層厚で、10倍以上の記録密度を実現。

高分散技術

超微粒子化された磁性体を新規分散プロセスの採用により均一に分離。新規分散剤を採用することで分離した磁性体同士の凝集の防止。微粒子化に伴い分散しにくくなる超微粒子化された磁性体を均一に分散させることに成功。

垂直配向技術

微粒子化に伴い、より緻密な制御技術を要する「BaFe」磁性体の粒子配列を、ナノオーダーでコントロールすることにより、高い垂直配向性を実現。磁性体を垂直方向に配向することで、「BaFe」磁性体の特徴を活かした高い信号ノイズ比と高い周波数特性を実現。

※ LTOはHPE社、IBM社、Quantum社が共同策定した磁気テープ記憶装置の規格。Linear Tape-Open、LTO、LTOロゴ、UltriumおよびUltriumロゴは、HPE社、IBM社およびQuantum社の米国およびその他の国における登録商標です。

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