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お知らせ

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drupa2016に向けた富士フイルムのグラフィック事業戦略

2016年3月2日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、5月31日から6月10日までドイツ・デュッセルドルフで開催されるdrupa2016において、コーポレートスローガンである『Value from Innovation』を印刷分野で具現化するためのさまざまな提案を行ない、多彩なソリューションを発表します。富士フイルムの最先端技術によって印刷事業の未来がどのように変わっていくのか、その未来は既存事業とどのように繋がっているのか。「デジタルが進化したいまだからこそ考えるべき方向性」を、体系的なプレゼンテーションにより提示します。

■『Value from Innovation』に込めた思い

富士フイルムは、創業80年を迎えた2014年に、新たなコーポレートスローガン『Value from Innovation』を定めました。このスローガンには、「皆さまの明日のビジネスや生活の可能性を広げるために、心躍る革新的な『技術』『製品』『サービス』を生み出し続けていこう」という、私たちの強い意志が込められています。富士フイルムは創業当初からグラフィック事業に注力してきました。その長い歴史の中で蓄積した「有機・無機材料化学、画像・光学技術、解析・製造技術」など多岐にわたる高度なコアテクノロジーと、「製品・サービスの提供により印刷業界をリードしてきた経験」は、私たちにとって、次の新たなイノベーションを実現する大きな原動力になっています。

■グラフィック事業における2大戦略

富士フイルムがいま印刷業界で実現しようとしている『Value from Innovation』は2つあります。一つは、世界最先端とも言うべき技術革新の組み合わせにより、従来にない画質、利便性をもたらし、印刷業界に新たな価値を提供する『FUJIFILM Inkjet Technology』。そしてもう一つは、従来からある技術や製品・サービスを有機的に結び付けることによって実現する『省資源』です。省資源は、印刷業界が最も環境に貢献できる最重要なイノベーションであると、富士フイルムは考えています。

1.省資源への取り組み

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富士フイルムは長い間、オフセット印刷の領域でビジネスを展開してきました。そこでは、時代の大きな流れである「アナログからデジタルへの急速な転換」によりプリプレスの形態が激変すると同時に「小ロット・短納期要求」が強まり、プレス、ポストプレスにおける「生産性についての考え方」も大きく変わりつつあります。また、価格に対する要求も厳しさを増しており、非効率的な製造要因はすぐに見直す必要があります。その一方、地球規模で環境問題が議論され、世界中の印刷会社は「廃液や消費エネルギーの削減など、効果の見える製造工程の環境対応」が求められています。現在はまさに「コストと環境、2つの課題への対応力を兼ね備えた事業者のみが生き残っていける時代」と言えるでしょう。
富士フイルムはこれら「コストと環境」という最重要課題を「省資源」というイノベーションで同時に解決しようと、ソリューションの拡充に取り組んでいます。まず、オフセット版やフレキソ版のプレートメーキング分野。この分野では「印刷品質と環境性能の高次元な両立」を最大のテーマに開発を進めています。私たちは、個々の製品性能の向上だけでなく、印刷工程そのものを分析し、そこで発生するさまざまなコストの最小化とパフォーマンスの最大化にも取り組んでいます。その結果生まれたのが、オフセット印刷における『SUPERIA』です。また、新しい領域のフレキソ分野では、水現像フレキソ版の『FLENEX』で省資源を実現します。この2大ソリューションが、印刷会社の皆さまに、「高品質で安定した印刷資材を使いこなして、損紙を削減しながら印刷機の稼働率を向上させる」「環境対応を図りながら、従来型のアナログ印刷においてもこれまで以上に収益性を高める」という、明確な付加価値をもたらします。
2.FUJIFILM Inkjet Technologyの追求

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デジタル印刷は、「短納期対応」や「可変印刷によるOne to One Print」など、アナログ印刷にはない価値を提供できるという点で、印刷業界の未来を創造する新しい武器になることは間違いありません。富士フイルムは、「印刷会社の企業価値を高め、最大の戦力になり得るデジタル印刷機」について考え続け、その信念を製品という形にするために、あらゆる角度からインクジェット技術を磨き続けてきました。インクジェットによるマーキングのコア技術は「プリントヘッド」「インク」「画像処理」の3つですが、その全てが必要不可欠です。それぞれに最先端の技術を投入し、なおかつ全体をすり合わせ最適化することが、高品質で安定性の高いデジタル印刷機を開発するための大きなポイントになります。私たちはdrupa2016において、この3つのコア技術における富士フイルム独自の強みを『FUJIFILM Inkjet Technology』として発表します。
『FUJIFILM Inkjet Technology』をフル投入し3つのコア技術を進化させ組み合わせることで造り上げた『Jet Press 720S』は、富士フイルムのデジタル印刷機ラインアップにおけるフラッグシップ機です。『Jet Press 720S』の最大の特長の一つは、オフセット印刷を凌駕する画像品質です。デザイナーや写真家を驚かせる仕上がり品質は、印刷事業者の存在価値を高める強力な武器になります。しかし、どんなに優れた品質性能を実現しようとも、『Jet Press 720S』は決して現状にとどまることはありません。究極的なデジタル印刷機を目指し進化を重ね、その信頼性・汎用性に磨きをかけ続けていきます。
3.『FUJIFILM Inkjet Technology』の展望
『FUJIFILM Inkjet Technology』は、自社製品の枠を超え印刷業界全体にイノベーションを起こせる、スケールの大きなテクノロジーです。すでに、ハイデルベルグ社と共同開発した次世代のB1インクジェットデジタル印刷機『Primefire 106』にも存分に活かされています。オフセット印刷機で業界をリードしてきたハイデルベルグ社と最先端のインクジェット技術を保有する当社の強固なパートナーシップにより、紙器パッケージ分野のショートランのニーズに対応するとともに、業界最高レベルの品質を提供します。同時に、軟包装印刷向けのデジタル印刷機や広色域のワイドフォーマット機など、当社が取り扱うデジタル印刷機のラインアップ拡充のためにも、積極的に活用していきます。今後はさらに展開の範囲を拡げ、『FUJIFILM Inkjet Technology』による品質向上や工程の簡易化を、工業印刷などの他分野でも推し進めていきます。
4.2大イノベーションの意義
印刷業界において「設備の導入が売り上げと利益に直結する時代」は、もはや過去のものになりました。現在は、自社が得意な領域とその近傍で、課題を見極め、それを打開するための方策を講じ、自ら前進していくことが重要です。そのお手伝いができるように、富士フイルムは、既存のアナログ印刷を中心とする省資源と、新たなデジタル印刷分野を対象にした『FUJIFILM Inkjet Technology』を、私たちが提唱する『Value from Innovation』の中核に据えてグラフィック事業を推進し、印刷業界全体の発展に貢献していきます。

■富士フイルムブースの出展コンセプト

drupa2016では、「富士フイルムの事業戦略および製品とソリューションが、どの分野にどのようにイノベーションを起こすのか」さらに「富士フイルムはどんな姿勢でものづくりに挑んでいるのか」を、多角的なプレゼンテーションで示していきます。富士フイルムは日本を代表する企業として、日本固有の「ものづくりへのこだわり」と「おもてなしの文化」を大切にし続けてきました。「ものづくりへのこだわり」は「品質へのこだわり」でもあり、それを支える「技術へのこだわり」でもあります。「おもてなし」は、お客さまへのあらゆるサポートの基本であると考えています。80年以上の歴史が育んできた伝統的な技術、最新のインクジェット技術やソフトウェアなどによるイノベーション、そしてお客さまの事業拡大を実現する戦略的なサポート。私たちが印刷業界に提供できるこれらの価値を、富士フイルムブース(Hall8b, A25)では、日本の伝統的な文様である「三つ巴」を使ってお伝えしてまいります。日本の伝統美を楽しみながら、富士フイルムの先進ソリューションがどんな『Value from Innovation』を生み出すのか、富士フイルムブースでじっくりとご覧ください。

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本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社 広報宣伝部
  • 所在地 : 〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
  • TEL : 03-6419-0380
  • FAX : 03-6419-9896
  • http://ffgs.fujifilm.co.jp/
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