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  2. しゃしんのカタチ
  3. 長崎県長崎市カメラのフォーカスインタビュー
デジタルカメラが主流となった昨今、写真屋さんに足を運ぶことはあまりなくなってきましたが、長崎県長崎市でいまもなお「しゃしんをカタチにする」プロのお店として、元気いっぱいの写真屋さんがあります。様々なイベントやワークショップを企画し、それを日々の商売に繋げようと奮闘するお店。『カメラのフォーカス』。その元気の秘密は、代表をつとめる「奥さん」こと原口志津子さん、従業員の「しまちゃん」こと前田奈緒美さん、そして店の常連であるデザイナー「なっちゃん」こと坂本奈津子さん、これら3人の女性にありました。
3人の出会い

前田奈緒美さん

ー 前田さんがカメラのフォーカスに入られたのは?

前田:17年くらい前ですね。とにかくすごく写真が好きだったので、ただそれだけで、ずっと就職を探してて。ほんとうは面接に落ちてたらしいんですけど(笑)。

原口:そうそう、私の中ではね(笑)。でも、当時まだ生きてた主人が「長崎東高出身の子だったら大丈夫!」って。主人も私も長崎東高校出身だったんですね。

前田:決まるはずだった子が約束の時間に電話をしてこなかったらしく、それで社長(原口さんのご主人)が怒っちゃって「東高の子にしてよ!」って。

原口:そうそう。

前田:たなぼたです。後から聞いたんですけどね。


原口志津子さん

ー 坂本さんは?

坂本:私はお客さんとして、もう10年くらい通ってました。私も写真が好きで、デジタルカメラが流行し出したとき自分はこういうのはちょっと違うなって、古いオリンパスペンを使いだしたんですよ。そこからずっとフィルムで撮っていて、それをいつもフォーカスに出してたんですけど、毎回奥さんからきびしい一言が返ってきたりするんですね。「ピントが甘い!」とかビシッと(笑)。それでも、怖い怖いと思いながら毎回出しに行ってて。

原口:私、すぐ本音言っちゃうからねえ(笑)。

坂本:いいときにはまっすぐ「いいわね」って言ってくれるんですけどね。ほんと変わらずにね、ずっと通い続けてます。だからいまだに一お客さんでもあります。


坂本奈津子さん

ー みなさん長崎出身ですか?

前田:そうですね。でも私は短大が福岡だったので、地元に帰ってきてフォーカスに就職しました。あの頃は『写ルンです』が全盛で、すごくDPEが忙しかったのを覚えてます。

フォーカスをのこしていくために

ー 3人が今のように結束したきっかけはなんだったんですか?

前田:それは……奥さんが「お店を閉める」って言ったことですね。

原口:ああ、そうか。一昨年。

前田:私がなっちゃんに「奥さんから『フォーカスを閉めるかもしれん』って言われた!」って話をして。そしたら、なっちゃんが本気で「困る!!!」って言いだして。「どうすればいいと!? できることやらんね!」って、次の日から、ありとあらゆることを始めて。いろんな商品のポップを家で描いてきてくれて、ダーっと貼り変えたり。最初はそういう見た目から変えてって、そこからだんだんと自分たちでワークショップを企画していったり。

原口:そうやって二人が頑張ってくれるから、じゃあ、もうちょっと頑張ってみようかなって。

坂本:ほんとうに、フィルムを出すところがなくなる! って思ったし、なにより、奥さんとしまちゃんに会えなくなってしまう! っていうのが一番だったんですよ。それで、ポップを描いたり、あと、長崎のお祭り、おくんち(長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭「長崎くんち」のこと。荘厳な御神幸と国際色豊かな奉納踊で知られる)」のときに撮った写真で写真展をしたり。そう、あとその頃に「りす写真館(雑誌Re:Sが企画する移動写真館)」に行ったんですよ。

前田:そうそうそう。

坂本:写真のことば(Re:Sが編集するフィルムカメラ、銀塩プリントの魅力を伝える冊子)を読んで「りす写真館」の存在を知ったしまちゃんが私に一言、「なっちゃんは撮りに行ったほうがいい!」って。丁度そのときに博多のロフトで開かれることになってた「りす写真館」を私に勧めてくれたんですね。お金がかかることを絶対に勧めない、しまちゃんの強い一言に、ああ、これは絶対に行ったほうがいいんだって。私、子どもと一緒に写ってる写真もなかったし。

前田:そうだったね。

坂本:それで行ってみたら、すごく感動して。私たちが写真でできることがあるかもしれないって思って、写真館に行った次の日の朝に、「あ、フォーカスに『りす写真館』呼ぼう!」って思いついた。それをしまちゃんに言ったら「とんでもない!」って言われたし、奥さんは「それ、何?」って感じで。だから、自分が撮ってもらった写真を見せたりしながらじわじわ訴えていって、同時にRe:Sにも手紙を書いて「長崎に来て下さい」って。

次に繋げるということ

ー もうひとつ別のアルバムもありますね。

坂本:だから原動力になったのは「りす写真館」です。撮ってもらったときもよかったけど、手元に届いたとき改めて、写真館で写真をちゃんとのこすことって本当にいいなって。それで結局、去年の夏にフォーカスで「りす写真館」を開催できて。

原口:本当に良かったね。あの後、撮った人のほとんどがうちの店まで「こんな写真だったよ」って見せにきてくれましたもん。

前田:お客さんが喜んでくれてる様子をみて、何度泣いたことか……。

坂本:でも本当は、「りす写真館」のすぐ後に、続けてどんどんいろんなワークショップなどやって写真のことを深めていきたかったんだけど、それが出来なかった。フォーカスも普段の忙しい日常に戻ったし、私も自分の仕事が忙しくて。

前田:そうだったね……。

坂本:でもね、年末になってひらめいたんです! 「りす写真館で撮った写真を持ってきたらフォーカスで年賀状を作れますよ」っていうはがきを送ればいいんじゃないか? って。それで私が絵を描いて、来てくれたお客さんたちに送ったんですよ。そしたらね、それを見て、たくさんの方がお店にやってきてくれたんです。それでフォーカスで年賀状をつくってくれて。

原口:忘れてる人もけっこういたけど、案内状を送ることで自分たちで「うちでポストカード印刷できますよ」ってフォローしてね。なっちゃんが描いてくれた絵がまた良かったのよね。

坂本:あと、持ってきてくれた写真を使って年賀状を作るとき、私は「絶対そこにフォーカスのロゴマークを入れてほしい」って言ったんですよ。本来だったらいらないものだけど、少しでも次に繋げたいと思って。

前田:きっと奥さんはいろいろ我慢してくれてると思う。

坂本:そう。

前田:ほんと好きにさしてもらってるので。奥さんと同じくらいの世代の人やったらふつうは理解してくれんやろうっていうことも、もしかして納得はしてないかもしれないけど、やっぱりとりあえず静観して見てくれるので。

坂本:だって、いきなり外部の私がやってきて店のなかひっかきまわして…

原口:結果はすぐには現れなかったとしても、いい方にひっかきまわしてくれてるからいいんです。主人が亡くなってからもお店をやってこれたのは、この人たちがいたから出来たことなんですよ。

前田:そんな……。

原口:りす写真館はね、今年もちょうど「おくんち」のある10月にやるから、去年来てくれた人はもちろん、普段写真屋さんに縁のない人がまた新たに来てくれたらいいなって思いますね。きっと「せっかくおくんちの衣装着てるからちゃんとした写真でのこしたい」って方が撮りに来てくれるんじゃないかなと思うんですよ。

カメラのフォーカス
長崎県長崎市万屋町5-5
電話095-825-5200
http://camera-no-focus.petit.cc/


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