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FUJIFILM design 富士フイルムのデザイン

CASE
04
“チェキスクエア”
instax SQUARE SQ6

富士フイルムが世の中に送り出すさまざまな製品たち。それらは“デザイン”という意匠を通じて、お客さまの目に触れています。お客さまと五感で触れ合う「富士フイルムのデザイン」はどのように生まれているのでしょう? デザイナーたちの想いと技に迫ります。

「シンプル」「ソリッド」「キャッチー」
これまでの“チェキ”にない世界観を目指して

初めて「SQ6」を見たとき、漂うお洒落感の理由はなんだろう、と思いました。カッコよくもあり、可愛らしくもあり、ポップな顔も見せてくれる。そのデザインの裏側に迫ってみましょう。 「デザインテーマは、『シンプル』『ソリッド』『キャッチー』の3つでした。 カメラの顔である正面は、スクエアプリントという商品の特長を表す“四角”のボディに、レンズ部分の大きな“正円”を組み合わせ、“シンプル”な印象を狙いました。レンズ部の光の反射が美しいヘアライン加工もこだわったポイントですね。

“ソリッド”感では、ヘッド部分のザクッと削り取ったような意匠を取り入れ、エッジを際立たせています」 丸みを帯びたチェキの可愛らしさがありつつ、デザインに緊張感が生まれていますね。

「シンプル、ソリッドで洗練された機能美を出しながら、“キャッチー”さ、遊び心も大事にしました。前面、背面に斜めのローレット(凹凸加工)を施しているのは、見た目の新しさはもちろんのこと、グリップを良くするという機能性にも配慮しました」

designer

妥協したポイントがひとつもないくらい、
“やりきった”と思います!

「撮りたい」という気持ちまでデザインする

手に取ると確かな質感を両手に感じるスクエアボディ。その存在感に、気持ちがワクワクしてきます。 「電源は、あえてアナログスイッチにしています。『カチッ』とカメラを起動すると、撮りたいという気持ちまで昂ぶってきませんか? カメラを手にした時に、『撮りたい』と感じていただけたら最高ですね。

撮影モードのアイコンも、すべて『SQ6』のために新しくデザインしました。アイコン上部のLEDで、今の撮影モードがシンプルかつはっきりとわかるようになっています」

「やりきった」というデザインは、こんなところにまで。 「フィルムを入れる裏蓋の内側は、強度を出すために六角形の亀甲パターンにしています。チェキが今でもこだわり続けている銀塩写真を象徴する『銀の結晶』のモチーフでもあります」

デザイナーはプロダクトの“見た目”だけを
作っているのではありません。
デザインそのものが「機能」になっているからこそ、 そこに美しい調和が生まれるんですね。

COLUMN 階段を降りると
そこは…?

ガラス張りのエントランスを入り、ほの暗い階段を地下へ。窓越しに見えてくるのは、いつもデザイナーさんのお話を聞かせてもらう打ち合わせスペース。イマジネーションが刺激されそうな、クリエイティブな空間です。!

“チェキスクエア”
instax SQUARE SQ6

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