人はそれぞれ、大切なときをいつまでも残したくて写真を撮っています。
あなたは、どんな写真を撮っていますか?
ここでは、あなたの街にもいる「普通の人」が撮っている ”日常の写真”とその”想い”について、シリーズでご紹介します。


子育て卒業後、アクティブな毎日を楽しむアラフィフ女性のカメラの中身とは?
子育て期間は、子どものために一生懸命!
子育てが落ち着いたら、やりたいことに一生懸命!
娘さんが中学生ぐらいまでは専業主婦だったという折原さん。お子さん二人が小学生の頃は、旦那様と一緒に野球のグランドを作ったり、駐車場にバレーボールの練習場を作るなど、子どものために一生懸命なお母さまでした。
子育てが落ち着いてきた頃、印刷会社で仕事をはじめたこともあり、今ではTシャツ屋さんを本業とされています。数年前にはなんと!ミニログハウスを家族みんなで作り、Tシャツ屋のアトリエにしてしまいました。とってもアクティブな女性です。
そして、近くに住んでいる息子さん夫婦のところには、もうすぐ2歳のお孫さんが。時々一緒に晩ごはんを食べたり、息子さん夫婦がでかけるときに預かってお守りをしたり、イキイキとした生活を送られています。
そんな折原さんのカメラの中身を見せていただくと・・そこには「お城の写真」がいっぱい!

「幻の城」との出合いが写真のはじまり
城の写真を撮影すること、それは家族のルーツ探しの旅
折原さんが、お城の写真を撮りはじめたのは6年前にさかのぼります。
歴史が大の苦手だったという折原さん。ご主人から「お城に行こう」と誘われたときの第一印象は、「正直、じじむさい!(関西の方言で「年寄りくさい」)」だったとか。ところが、帰り道にたまたま立ち寄った場所が、旅と写真をはじめるきっかけになります。
「時間があるからと安土城に立ち寄ったんです。行ってみたら、幻の城と呼ばれる廃城に、主人ではなく私の方が感動して・・偶然なんですが、主人の両親のお墓は本能寺にあるんです。私たちのお城めぐりは、夫のルーツを探す旅でもあるんですよ。」と折原さん。
大修理が終わったばかりの姫路城にも、ちょうど桜が満開の時期を狙って訪れ、撮影した写真はなんと135枚!大修理で真っ白になった姫路に桜が生える女性ならではの写真です。
最後にこれからの夢を折原さんに尋ねたところ、「夢は、旦那様がリタイヤして、二人でTシャツ屋を本業にしつつ、キャンピングカーでお城めぐりをすること」アクティブで元気な折原さんらしいすてきな夢ですね。


夫婦で安土城跡を訪れたことをきっかけに、戦国時代の史跡めぐりが趣味に。ブログでその様子をつづる毎日。
http://ameblo.jp/omsknet/