人はそれぞれ、大切なときをいつまでも残したくて写真を撮っています。
あなたは、どんな写真を撮っていますか?
ここでは、あなたの街にもいる「普通の人」が撮っている ”日常の写真”とその”想い”について、シリーズでご紹介します。


おでかけ大好き!
30代アクティブママのスマホランチ日記
子どもたちの元気な写真を
毎週両親に送り続けて早7年
京都出身の長澤美由紀さんは、7歳と2歳の男の子の子育てを楽しむ30代の専業主婦。ご主人の仕事の都合で、4年半前に神奈川から地元である京都へ引っ越しました。その後、昨年末に再び関東へ転勤となり、東京で新しい暮らしを始めたところです。
学生時代から国内外のあちこちを旅し、カナダでのワーキングホリデーも経験するなど、とってもアクティブな美由紀さん。卒業後は通信会社で営業職として働いていたこともあり、知らない街をブラブラするのも大好きだとか。現在は、やんちゃな盛りな子どもたちとおでかけを満喫中。京都にいたときは、五山送り火や祇園祭といった伝統的な行事も家族で楽しん
だそうです。
おでかけやイベントで撮った子どもの写真は、ネットアルバムにアップして毎週それぞれの両親に送っています。「じいじもばあばも写真をとても楽しみにしていて、送ると喜んでくれる。親孝行になっているかなと思います」。長男が生まれてからなので、もう7年になるそうです。
ちなみに過去の写真を見返してみると、兄弟2人が同じ服を着て、同じポーズをしていることも多いとか。「最近では昔の写真を見返して、あえて狙って撮ることも多いですね」と楽しそうに話します。

グルメ本顔負けの情報量!
Instagramでランチを記録
昔からカメラが好きだという美由紀さん。コンパクトデジカメから一眼レフまで幅広く使いこなしていいますが、気軽な日常写真はスマホで撮ることも多いそう。2010年からは写真共有SNS「Instagram(インスタグラム)」も愛用しており、子どもや風景、ネイルなど、日常のちょっとしたひとコマをアップしています。なかでも目立つのがおいしそうなごはん写真。約2000枚アップしている写真のうち、食べ物の写真が1/3近くを占めていました。
「お酒も好きなのですが、今は夜に飲みに出かけるのが難しいので、ランチが主婦である自分にとってのご褒美です」と笑う美由紀さん。撮った写真は、Instagramの機能を活かしてオシャレに加工。明るめのフィルターを使ったり、一眼レフカメラ風に背景をぼかしたり、テイストもバラエティに富み、どれもとてもおいしそうです。
「写真を残しておくと、誰とどこで何を食べて、どんな話をしたかがパッと出せます。外食の時だけ位置情報をオンにしてフォトマップ(地図上で写真が見られる機能)を使うのも楽しいし、おすすめの店を聞かれた時にも便利。我ながらあちこち食べ歩いているなあと思いますが、新規開拓欲はつきません(笑)」
今後は一眼レフカメラの腕も磨きたいそうで、「毎年、家族写真を撮ってもらうカメラマンがいるのですが、その方の写真が憧れ。瞬間をそのままとらえた写真を残したいですね」とにっこり。愛情たっぷりの家族写真がどんどん増えていきそうです。


京都出身、専業主婦。7歳2歳の2人の男の子ママ。おでかけ好き。昔から国内外あちこちに出かけ、会社員の営業職時代から街歩きが趣味。