人はそれぞれ、大切なときをいつまでも残したくて写真を撮っています。
あなたは、どんな写真を撮っていますか?
ここでは、あなたの街にもいる「普通の人」が撮っている ”日常の写真”とその”想い”について、シリーズでご紹介します。


ロック好きパパが残す
お花畑の家族写真
赤いTシャツがパパのトレードマーク!
大好きなロックが奥さんとの出会いのきっかけに
3人姉弟のパパである富田さんは大のロック好き。これまで某ロックバンドのライブに足を運んだ回数は数百回にも及ぶといいます。
子供の頃から“赤いTシャツ”がトレードマークで、ライブに行くときの服装も、もちろん赤いTシャツがお決まり。ファンの間では「赤Tの人」として、ちょっとした有名人です。最近では年長の息子さんにも赤いTシャツを買うことが多くなり、赤Tはいわば「富田家代々の勝負服」になっているとか。
ちなみに奥さんも音楽好きで、出会いは大好きなミュージシャンのオフ会だったそうです。「恥ずかしすぎて、なかなか声をかけられなかった女性は、後にも先にも女房だけ」という言葉に運命を感じますね。
当時、富田さんはオフ会用に、一番好きな花にちなんで「富田さくら」というハンドルネーム(ニックネーム)を使っていたそうですが、てっきり女性だと思い込んでいた奥さんは会ってビックリ。初対面のときは「別の人が勝手に富田さんの名を語っている」と信じて疑わず、富田さんは本人だと証明するのに少し苦労したとか。それも今では笑い話。のちにその名前を娘さんに付けたというのも心温まるエピソードです。

お花畑で撮る家族写真
年間2万枚の写真で思い出がよみがえる!
休日には家族で全国各地にお花見に行くことが多いという富田さん。カメラには色とりどりの季節の花とお子さんたちの笑顔の写真が溢れていました。
自然の中でのびのび遊ぶお子さんたちは表情もやわらかく、カメラ目線でポーズを決めている写真も生き生きとしています。あえて少し離れた場所から撮ることも多いそうで、風景の中にさりげなくお子さんが入った写真はどれもポストカード風で素敵。お花畑の広がりも感じられ、その場の雰囲気が伝わってきます。
富田さんは家族写真をとても大切にしていて、毎年欠かさず送っている幼馴染への年賀状も、お子さんが生まれてからは家族写真が付いたデザインに変えたそうです。
「毎年2万枚は家族の写真を撮ります。家族写真は記録と記憶ですね。写真を見れば、そのときの思い出が鮮明によみがえってきますから。」
花と一緒の写真はとくに季節感が出るので、いつどんなときの写真か思い出しやすく、家族で見返すのも楽しいひととき。観光地でもできるだけ他の人に頼んで、家族全員が写った写真を残すようにしているそうです。
いずれは「孫と一緒に花見に行きたい」と早くも未来への思いを馳せる富田さん。それまでには数えきれないほどの家族の楽しい思い出が、笑顔の写真と共に増えていくのでしょう。


埼玉生まれ、埼玉育ちの30代会社員。小3、年長、1歳の3人姉弟のパパ。ヘヴィ・メタルを聴きながら家族と全国各地に花見に行き、帰りにラーメンを食べるのが楽しみ。