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XF レンズ

フジノンレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

 

Andrew Hall

写真家紹介

25年以上にわたるプロ活動の中で、モータースポーツや風景、ポートレート撮影など幅広いジャンルで多数の受賞歴を持つ写真家。 オーストラリア・シドニーに拠点を構え、写真への情熱を追い求めて世界を旅している。最新の技術も積極的に採り入れながら、未だかつて見たことのないシチュエーションを写真に捉えることを常に目指している。

このプロジェクトについて

フランスのル・マン24時間レースの撮影を私は14年前から続けている。ル・マンは今年で82回目の開催になる伝説的な自動車耐久レースである。天候、疲労、機械的ストレスと闘いながら、56チームが24時間連続で走りを競い続ける。 今年、私はすでに使用中のX-Pro1に加えて、X-T1のボディにXF18-135mmレンズを組み合わせてレースに臨んだ。XF18-135mmは、ピットレーン内の広角撮影からレーストラックの望遠撮影に至るまで、多種多様なシーンを捉えるのに最適なレンズであった。

レビュー

従来のXFシリーズを使用した経験から期待していたが、このXF18-135mmも期待に応える素晴らしい画質である。それに加えて、1本のレンズで広角から望遠までこなすというアドバンテージもある。軽量・コンパクトで、手ブレ補正効果も優れている。低光量でも撮影でき、スローシャッタースピードでも実に鮮明な画像 を得ることができる。 モータースポーツの写真は、ぎらつく太陽、風、雨、粉塵といった気候条件に翻弄されながらの撮影になる。 今年のル・マンではこれらすべての条件を経験したが、レンズの防塵防滴構造のおかげで、どのような条件下でも安心して撮影することができた。そして期待を裏切らず、XF18-135mmレンズとX-T1のコンビは、私の信頼に応える優れたパフォーマンスを発揮してくれた。

作品解説

[写真] サンプル画像

予選走行の開始を待つドライバー。コース周回のイメージを脳裏に描いているのだろう。
低光量のガレージだったが、XF18-135mmの手ブレ補正機能を信頼して、安心してシャッタースピードを下げて撮影することができた。幅広い撮影領域の恩恵を活かして、ガレージ内をあまり動き回らず、メカニック達の仕事を邪魔せずに(!)、思い通りにショットを構成することができた。

[写真] サンプル画像

高速走行する車を間近で見られるコーナー。
ル・マンのサーキット中で私が最も好きな観戦場所のひとつだ。しかし、ここでの撮影は容易ではない。車が迫って来る様子が見えず、不意にファインダーの中に車の姿が現れるからだ。
X-T1にXF18-135mmを装着し、コンティニュアスAFモードで撮影した。カメラ、レンズともに素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。 ドライバーがライン取りを変えたり、誤ってコースアウトし路側帯に突入(!)することがあっても、幅広い撮影領域を活かして臨機応変にショットを再調整することができた。

[写真] サンプル画像

ピット内の緊張が高まる燃料補給タイム。猛烈に暑いブレーキやマフラーに燃料がこぼれると火災発生の危険がある。
フェラーリの白く華麗な車体の後部が、走行中に付着したオイルと砂塵で真っ黒に汚れている。この事実こそが、苛酷な耐久戦というこのレースの性質を雄弁に物語っている。 XF18-135mmの広角特性を活かして、ピットストップ中のメカニック達の作業を至近距離で撮影することができた。

[写真] サンプル画像

今年のル・マンでは新たな記録が誕生した。
ル・マン史上最年少の弱冠16歳のドライバー、マット・マクマリーの出走である。
XF18-135mmの幅広い撮影領域を活かして望遠端で撮影し、早朝の陽光の中 、ピットレーンの最後部にいる彼の車を単独でカメラに収めることができた。

[写真] サンプル画像

先ほどと同じ、私のお気に入りのコーナーである!
この車は特に印象に残った1台。「ライムグリーンのフェラーリ」という希少車だったからだ! フェラーリと言えば赤であり、たまに黄色もあるが、この色はまず見かけないからだ!色は風変わりでも、その甘美な排気音は紛れもなくフェラーリの音だった!
この希少なレーシングカーの色と若々しい姿を、 XF18-135mmはそのまま見事に再現してくれた。そして、 X-T1のコンティニュアスAFモードが狂いもなく正確に捉えてくれた。

[写真] サンプル画像

映画「スター・ウォーズ」のストーム・トルーパー(突撃隊員)を赤黒に着替えさせたような姿のメカニック達が、Rebellion R1レーシングカーをコースに送り出す直前の最終調整を行っている。 この車は目を引く配色と美しいデザインが特徴で、最も写真映えする車のひとつだった。
ここでもXF18-135mm広角特性を活かしてメカニック達の作業を至近距離で撮影することができ、それと同時に、伝えたかった要素すべてを1枚の写真に収めることができた。

 

相原正明

写真家紹介

1958年、東京都出身。日本大学法学部新聞学科卒業。
パリ・ダカールラリーを目指し、そのステップとしてオーストラリアへバイクの砂漠横断に行き、そのままオーストラリアのとりことなる。
現在は、フリーカメラマンであり、フレンド・オブ・タスマニア(親善大使)としても活動中。オーストラリア、ヨーロッパ、アジアでも写真展を開催。

このプロジェクトについて

XF18-135mmを選択したのには2つの理由がある。ひとつはフォトドキュメンタリーストーリー的な作品を撮りたかったので、被写体に対してレンズ交換することによるタイムロスやプレッシャー、あるいは自然な流れを阻害したくなかったので通常のレンズ使用範囲をカバーできる18~135mmを選択した。レンズを交換する数秒間に決定的瞬間が訪れたら、その時間は致命的なタイムロスである。
 もう一つは防塵防滴性能。今回の撮影のメインフィールド、タスマニアは世界遺産の原始の森。南極の暴風雨圏にあり、その天候は変わりやすく、1日に四季があるといわれるほど。でもその分ダイナミックかつ繊細な自然の変化が狙えるが、カメラをかなり酷使しなければならない。最高の一瞬のために僕は、機材を犠牲に、差し違えをしてでもシャッターチャンスをものにしたい。
 カメラとレンズは光と影と時間を追い求めるフォトグラファーにとっては、趣味の道具ではなく武器だと思う。二度と取り返しのつかない光を捕獲する武器であり、僕らは光のスナイパー。だから過酷な状況に耐えかつ世界最高レベルの色再現を誇れるX-T1+XF18-135mmを選択した。 そしてその選択は間違いではなかった。

撮影協力:カンタス航空 QANTAS Airways、タスマニア州政府観光局 Tourism Tasmania

レビュー

以前、高倍率ズームレンズ(他社製品)を使用したことがあり、その際にとてもネガティブな印象だった。守備範囲は広く便利だが、作品撮りには無理という結論だった。今回もそんなネガティブイメージがあったが、それはシドニー空港の待合室で1ショット目を撮影した時点で吹き飛び、同時にフジノンの技術者たちの高い技術力に驚かされた。   今回、一番印象に残ったことは、スムーズなリズムに乗った撮影ができたということ。それはレンズ交換という撮影のリズムを中断しなければならない作業からの解放により、呼吸するかのごとく自然に撮影できたことだ。 
 そして何よりも、カメラから雨のしずくが垂れるほど過酷だった、タスマニアの森での撮影。機材の完璧な防塵防滴に守られ、僕はファィンダーの中の世界と、光と雲の動きに集中するだけでよく、カメラとレンズの存在を忘れるほど作品作りに没頭できた。どんどん撮りたくなるリズムを作らせてくれ、かつ写真家を高いレベルで作品作りに集中させてくれるXF18-135mmとX-T1の組み合わせは。この地球のポートレイトを撮るのに最強の組み合わせの一つとなると実感した。

Photographer's Work

[写真] サンプル画像

オーストラリア シドニー郊外 Wisemans Ferry付近
シドニー郊外で牧場を営むブラッカー氏。彼の1日は陽が昇ると同時に、広大な農場の見回りに出ることから始まる。オージーハットをかぶり4WDバイクにうちまたがり砂塵をあげて森に消えてゆく。過ぎ去るバイクのテールランプにフォーカスを合わせる。高いAF性能と高倍率ズームがどこまでも被写体を追い求める。まさにロックオンされたターゲットはXF18-135mmの射程から逃れられない。でこぼこ道と砂塵とバイクのバランスを微妙に取るブラッカー氏の朝の一瞬をとらえることができた。

[写真] サンプル画像

オーストラリア シドニー
シドニー観光の最大の目玉、シドニーのハーバーブリッジクライムをさらに高みの塔から狙ってみた。画面右に人物を寄せることで「間」をとり、より橋の構造物の重量感と橋桁の幾何学模様的なストラクチャーを狙ってみた。この場合は一番のポイントは鉄の質感。プロビアモードでアンダー目の設定で鉄骨の重量感が見事に再現できた。撮影ポジションが限定されるとき、高倍率ズームレンズは自分の意図する世界観で見事に切り取る。フレーミングのジレンマからフォトグラファーを開放してくれる。おかげでここでの撮影はのりにのって100カットぐらい撮影してしまった。

[写真] サンプル画像

オーストラリア シドニー
建物の差し込む外光が、とてもフォトジェニックな光と影とさらにモノトーンの中に番傘の鮮やかなピンクとブルーを浮き上がらせてくれる。自分の思い通りの撮影できるポジションが、ビル内部の階段の途中1ステップのみ。そして微妙な光と影と色のバランス。しかも光と影は絶えず変化する。1秒でも早くフレーミングしフォーカスを決め、そしてシャッターを切らなければならない。XF18-135mmは妥協のないフレーミングと一番ほしい光を、センサーに焼き付けてくれた。それは僕の心の中に思い描いた映像と寸分たがわず同じ、写真ではなく写心だった。

[写真] サンプル画像

オーストラリア タスマニア州 ホバート
瞼を通して差し込む朝の光で目が覚めた。真っ赤な太陽の光があたりを照らし出す。寝袋から抜け出し、枕元のX-T1とXF18-135mmを握りしめとび起きる。三脚をセットしたり、どの画角のレンズが良いか考える時間はない。この色と光の残り時間は数秒かもしれない。ファインダーを覗いて瞬時にフレーミングが決められた。しかも5段階分の手振れ補正は、起き抜けの、まだ前日のフライトの疲れが残る写真家にも、ぶれないシャープな決定的瞬間を与えてくれた。

[写真] サンプル画像

オーストラリア タスマニア州 マウントフィールド国立公園
雨の多いマウントフィールド国立公園。この日も雨とみぞれと雪の悪天候。2時間の撮影だったが、途中何度かタオルでカメラとレンズをふくだけで無事に撮影ができた。 しかもここはクッションプラントと呼ばれる苔が自生していて、大事なタスマニアの財産。苔の上を歩くのは自然破壊になるので、おのずと撮影ポジションの自由度は少なくなる。それに加え、わずか数センチのアングルの違いや、数度の画角の違いが作品の良し悪しを決めてくる。そんな状況で18~135mmは短時間で無駄なく多くのカットを撮れる。かつ雨を気にせず作画に集中できる。このときほどフレーミングに集中できる便利さと喜びを感じたことはない。まさに難しい時こそ18~135mmだと感じた。

[写真] サンプル画像

オーストラリア シドニー CBD
ブラッカー氏の朝の見回りが終わるころ、愛犬のダルメシアンが朝の挨拶にやってきた。僕は太陽を背にして立っていたが、瞬時に反対側に回りながらT1のフィルムシュミレーションをモノクロRモードに設定し、そしてポジションをすばやく見つけ、構えると同時にフレーミングとフォーカスした。どれだけ短時間に、撮るべきポジションに移動して、的確なフレーミングでシューティングする。サッカーやアイスホッケーと通ずるものがある。
追伸:撮影が終わり、このカットを見せると「ありがとう。この農場ももうすぐ手放すことになる。最後の思い出の写真ができた。」と言われた。

[写真] サンプル画像

オーストラリア シドニー CBD
建物のどこが一番美しいか切り取るのが、僕にとってストリート撮影での楽しみの一つ。このカットではメインの柱と画面右の赤い柱をアクセントで入れる場合、何パーセントぐらいの割合で切り取るかで何十カットも撮影した。特に垂直の線の美しさを出すために135mm側で撮影した。光の当たる柱にもたれかかる形で、ハイヒールを履いた金髪の女性が立っていた。建物の大きさを表現するには丁度良い存在。だが位置が画面左すぎる。彼女は信号が変わるのを待っているみたいだった。歩行者信号が赤から青も変わった瞬間彼女は3歩前に出た「ビンゴ!!」

Olivier Polet

写真家紹介

1990年より報道写真家としてプロ活動を開始。20年以上のキャリアの中で、Sipa(フランス、パリ、1995~2005年)、Action Press(ドイツ)、Corbis(アメリカ)等の大手フォトエージェンシーと仕事をしてきた。その間に会社を設立し、ベルギー王室関係の仕事の機会を得て、公式の王室カメラマンを15年務めた。王室関係の複数の書籍出版や展示会開催の実績を持つ。現在は世界中のダイヤモンドトレイルの付き添いやベルギー王室関係書籍の最後の仕上げ等の長期的プロジェクトに取り組んでいる。また、ラーケンの温室、ブリュッセルの公営住宅、アルバート王とパオラ王妃、フィリップとマチルドの結婚10周年、ブリュッセル民生委員への敬意など、多様なテーマの著書を出版している。

このプロジェクトについて

最新型のレンズ、XF18-135mmとともに、私はコンゴを訪れた。この訪問では、ハンセン病の治療支援に携わるベルギーの非営利団体(Action Damien)を代理して、ある村の状況を撮影する任務を負っていた。新しいレンズを早く試したくて待ち切れない思いであった。生活風景、学校、村落、障害を持つ人々、といった被写体を撮る場合、快く撮らせていただくためには、ある程度の距離を保たなければならない。このレンズはその意味でも助けになってくれた。

レビュー

「軽量だが、カッチリと作りこんである」。レンズを手にしたときの私の第一印象だ。待ち切れずに、新しいX-T1にさっそく装着してみた。この組合せは完璧だった。ズームは手動で調節しやすくちょうど良い固さだ。これ以上動きが固かったら野外で持ち歩こうと思わなかっただろう。 オートフォーカスは非常に素早く決まる。訪問した季節は雨季ではなかったので、熱帯雨の中での使用を試すことはできなかった。

作品解説

[写真] サンプル画像

この紳士はハンセン病患者である。揺るぎもせずに凝視する視線、深みのある表情が非常に印象的だった。青の背景と赤のTシャツの組合せが絶妙で、良いポートレイトになった。

[写真] サンプル画像

コンゴには数千もの小さな町工場や作業場がある。 ここは木製家具を作る小さな町工場である。
低光量だったが、この雰囲気を写真に収めたいと思って撮影した。

[写真] サンプル画像

アフリカの子供たちは表情が非常に豊かである。
彼らは真っ白なシャツを着て登校する。
そしていつも感心するのは、下校時にもシャツが汚れておらず、真っ白なままなのだ。

[写真] サンプル画像

青い壁を背景にした小学生たち。先生の話をじっと聴いている。ちょうど良い光量とフレーミングで撮影できた1枚。

[写真] サンプル画像

アフリカは本当に写真向きの土地だ。1人1人の子供が一編の詩のようだ。幼い子とは思えない深い視線でこちらを見つめてくる。

[写真] サンプル画像

キンシャサ近郊のこの村はハンセン病患者たちの居住区である。彼らは家族だけで生活している。自立して生きようと努力しているのだ。

Kerry Hendry

写真家紹介

Kerry Hendryは風景写真に情熱を傾けるアウトドア・フォトグラファー。その傍らで、趣味の乗馬、美術、冒険旅行にも熱心に取り組んでいる。彼女の馬の写真は英国内のさまざまなメディアで発表され、世界中で販売されている。幼少時から熱心な乗馬家だったという彼女にとって、馬、写真、旅行が人生の情熱を注ぐ主要3種目である。

このプロジェクトについて

私は日頃から馬の写真を多数撮影している 。今回のレンズテストでは、乗馬競技で最も動きの速いポロと競馬を被写体に選んだ。早朝、競走馬たちと一緒に調教場の小高い丘に登って。あるいは、迫力満点のポロ競技を現場で観戦しながら。いずれも、新しいレンズの実用テストに最適のロケーションだった。

ポロも競馬も、興奮とスリルに満ちた観戦スポーツである。レンズのフォーカス機能と手ブレ補正機能が動きについて行けるか試す絶好の被写体だ。撮影時には、CH(高速連写)モードと単独画像撮影モード、シングル・オートフォーカス(AF-S)と追従型フォーカス(AF-C)を切り替えながら使用し、高速で動く被写体を撮影する際のレンズの、そしてカメラのパフォーマンスを総合的に検証することを心掛けた。

その後、レンズに風景写真を撮らせてみた。10段階の減光(ND)フィルターを使用し、シャッタースピード(露光時間)を最大15秒までスローダウンして撮影を試みた。このような(多目的)レンズを試すときは、幅広くいろいろな被写体に適していることを確認する必要がある。もちろん、外に出て、いろいろな風景を撮りながら。

レビュー

まず見事だと思ったのは、XF18-35mmの幅広い撮影領域だ。日常的な使用にも、旅行用にも、必ず素晴らしい働きをしてくれるだろう。非常に多目的に使用できるレンズだ。
今回のテスト使用では、高速で走る馬たちから長時間露光の風景写真まで、被写体の種類や条件を意図的にいろいろ変えて撮影し、レンズの性能と操作性(使い勝手)を総合的に検証することを試みた。
クオリティは大変優れていると感じた 。 鮮明な画像で、画像の仕上がりを見るのが楽しい。極めて実用性に富む広範囲の撮影領域を持つにもかかわらず、コンパクトで軽量だ。私が現在使用しているX-E2とX-T1のどちらに装着しても、使い勝手が非常に良い。そして、防塵防滴構造が採用されていることもあり、「泥だらけの競技場」で野外撮影を行う者に最適だと感じた。ポロの試合の撮影中に大雨が降ったことがあり、選手たちは一目散に退場して雨宿り場所に駆け込んで行った。 こんな場面でも撮影しなければならない。
XF18-135mmは旅行写真でも、理想的な伴侶になってくれると思う。「1本のレンズで」すべてを済ませる、というアプローチに最適であり、その目的にも私は自信を持って本製品をお勧めする。製品の手ブレ補正機能は、手持ち撮影時に本当に効果的と感じた。シャッタースピードや絞りを調整して手ブレを防止する必要がほとんどないほどだ。最近、英国での野外撮影時に、非常に低い光量や風雨の中で撮影を行うことがあり、そのような時はこの機能が本当に役に立った。総括すると、本製品は超万能型のレンズである。画質も素晴らしく、操作性も優秀だ。
私の場合、「自分のお金で買っても良いと思うかどうか」が製品に対する結論、最終テストになる。
そして、このレンズに対する答えは ― 断然イエスである。私には申し分のないレンズと言えそうだ。このレンズと、より大きな風景用に14mmレンズを揃えれば、理想的な「富士トラベルセット」になってくれるだろう。

作品解説

[写真] サンプル画像

この写真では、馬が疾走するスピードと、選手が卓抜したテクニックを発揮する瞬間を捉えたいと思った。
彼らはフルスピードの馬上で、信じられないほどの正確さで球を打つ。その技術は 驚くほどである。
埒(ボード)沿いを全速力で走ってきた馬上の選手が、ボールを打ってまた駆け出していく。馬、選手、ボールの三者を捉えた構図から、手に汗握るこのスポーツを観る興奮を感じていただければ幸いである。

[写真] サンプル画像

この写真は、撮った経緯も含めて、私の最高のお気に入りのひとつである。この日私は、写真に収めたい具体的なイメージを頭に描いて現場に赴いた。競走馬たちの調教を見られるのは早朝のごく短時間に限られる。撮りたいイメージを捉えられる瞬間もそう多くないと覚悟していた。実際、チャンスは一度きりであった。これが最後の1頭、最後のジャンプだった。早朝だが、澄み切った空にすでに高々と陽が昇っていた。私は馬と騎手のシルエットを写真に描きたかった。 許されるぎりぎりの場所まで近付き、身をかがめて構え、ジャンプの瞬間を捉えた。その1枚限りの写真がこれである。騎手の肩と太腿への陽の当たり方と、着地寸前の馬の脚の様子が気に入っている。この写真はすでにプリントし、額に入れて馬のオーナーの部屋に飾ってある。

[写真] サンプル画像

選手1人を写した1枚目の写真とは対照的に、激しく殺到する選手の群れを写したポロの古典的な構図である。我先にボールに到達しようとする先陣争いの中で、選手の体、馬の蹄、スティックが激しくぶつかり合う。ポロではスティックを持つ手は右手に限られている。安全上の理由からだ。それでもなお、馬にとっても選手にとっても、速度と勇気が試される争いなのだ。高速シャッターがアクションを完璧に捉える。激しい瞬間が凍結する。

[写真] サンプル画像

疾走中の競争馬たちを間近で撮影した1枚。調教師の付き添いのもと、これ以上近寄れないという場所まで近寄って撮った。馬たちはわずか1フィート(30cm)ほどの間隔を保ちながら併走し、私の目の前を真っ直ぐに駆け抜けていく。レンズのフォーカス機能を試す絶好の機会だ。
馬の写真では、脚がぶれたりせず正しい位置に写っていることが肝心だ。私は先頭の馬の写り方に特に満足している。脚がフルストライドで真っ直ぐに伸び、頭が他馬よりわずかに抜け出した瞬間が写っている。
馬たちが走って来ると、蹄の音が轟音のように近付いてくる。気を取られて、写真がぶれてしまっていても不思議ではない状況なのだ。

[写真] サンプル画像

見る者を興奮させる、躍動感あふれる馬たちとの一連の撮影を終えて、文字通り「スローダウン」するときが来た。この桟橋の風景は、きめ細かいディテールのある被写体に対するレンズのフォーカス機能と画質の鮮明さを試す絶好の題材だった。カメラ(富士フイルムX-T1)を三脚に固定し、LEE Big Stopperと10段階減光(ND)フィルターを使用し、露光時間を15秒に設定して撮影を実行した。オートフォーカスは正確で、写真を見る限りでは歪曲収差(ディストーション)も無さそうである。長時間露光によって、穏やかで落ち着きのある素晴らしい雰囲気に仕上がった。

Ben Cherry

写真家紹介

Ben Cherryは自然への愛情を写真で表現する写真家。大学の動物学科を最近卒業した気鋭の作家の一人。

未知の文化と大自然の驚異を体験し、その瞬間を捉えるべく、自然界と写真への情熱を抱えて、グレートバリアリーフ、ビクトリアの滝、エチオピアのシミエン国立公園、ボルネオの熱帯雨林など、世界各地を旅してきた。

<主な受賞歴> ナショナルジオグラフィック写真コンテスト入賞、ロータリー財団写真コンテスト入賞、トラベル・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー高評価作品入選、BBCワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー入選(ファイナリスト選出)等

このプロジェクトについて

ファーン諸島は英国イングランド、ノーサンバーランド沖にある島々で、数千羽の海鳥たちの生息地である。
Ben Cherryはこの島々にXF18-135mmを持って行くことにした。このマルチタレントなレンズは、繁殖期に見られる海鳥たちの集団的で敏捷な行動を捉えるのに最適だと考えたのだ。わずか1種類のレンズで非常に幅広い撮影領域をカバーしてくれるので、どのレンズをカメラに装着すべきか悩む時間が少なくなり、その分、撮りたい写真の撮影に専念することができた。

レビュー

島々での滞在中に必要だったレンズは、実質的にXF18-135mmただひとつであった。それ以外のレンズは持って行く必要がなかった。その多用途性ゆえ、私の体験を写真に残すための必要条件すべてをこのレンズが満たしてくれた。撮影領域が広く、なおかつ非常に優れた画質が確保される。私が富士フイルムのXシリーズを大いに気に入っている理由のひとつである。特にレンズは最高の逸品だと思う。滞在中、島にいた他の写真家たちよりも私は楽に動き回ることができた。超望遠レンズ一式を持ち歩く彼らよりも、私の荷物は4~5kgは軽かったからだ。こうした要素に加えて、非常に優秀な手ブレ補正効果や防塵防滴構造などの長所も備えているので、時折どんよりとした曇に空が覆われても、突き刺すようなにわか雨が降って来ても、心配せずに撮影を続行することができた。

作品解説

ミツユビカモメたちは崖の頂上にある巣にせっせと物を運んでいた。私はあえて困難な条件下でレンズのトラッキング能力を試してみようと思った。午前4時30分、ほんの微かな金色の光が見えてきた。この微光を背景に被写体を撮るのは厳しいと思ったが、驚くことに、レンズは非常にうまく対処してくれた。私はこの結果を嬉しく思った。この撮影は同時に、レンズのフレア防止性能に対するテストでもあった。そして結果は、特にズーム使用時に、感動的なほど優れたものであった。

[写真] サンプル画像

この鳥たちは崖の上に大規模な集団繁殖地(コロニー)を作って暮らしている。大集団で暮らすのは、身を守るためでもある。
この写真は太陽を背にして撮影した。日光が低い角度で崖に当たり、明るく躍動感のある色合いを演出していた。富士フイルムのシステムはこの種の色彩を再現するのが非常に得意である。ズームをワイド端に設定してみたところ、視点が大きく変わり、雲景から鳥が飛び交う空まで網羅する奥行きのある構図を得ることができた。

[写真] サンプル画像

ファーン諸島が数千羽の海鳥に覆い尽くされている。この写真はインナー・ファーン島の崖を正面から写したものである。ご覧のとおり、写真に収まり切れないほどの光景なのだ。船上で撮影しているので、自分が動ける範囲にも制約がある。このようなときこそ、幅広い撮影領域に対応できる高倍率ズームが真価を発揮する。美しい鳥たちのクローズアップ撮影と広角の風景写真撮影を、同じレンズで存分に楽しむことができた。

[写真] サンプル画像

キョクアジサシは地上に巣を作る鳥で、近付く者がいると攻撃して巣を守ろうとする。幸い、どの巣もはっきりそれとわかるので、うっかり近付いて不慮の事故に遭うことはなかったが、不審者らしき者を見ると本能的に威嚇してくる。
28mm(35mm判換算)と、非常に高速な動きに対応できる焦点追跡性能は、その瞬間を捉えるのにまさに理想的であった。くちばしでつつかれるおそれがあるのでファインダーを覗かずに撮影したのだが、それでも威嚇行動をしっかり写真に残すことができた。

[写真] サンプル画像

ファーン諸島の空が鳥たちの活動で賑わっている。1羽の鳥に注目して、行方を追っていたら地面に降りてきた。ウミバトだ。
彼らは名前のとおり海鳥で、地面に降りてくるのは卵を産むときだけである。もともと地表に着陸する性質を持たない彼らの、特別で陽気なひとときを観察することができた。

[写真] サンプル画像

ツノメドリは非常に小さいので、低くかがんだ姿勢で、目線を低くして撮影する必要がある。
そうするとはるかに良い構図になる。
この写真を気に入っている理由は、近くの塚(盛り上がった土)を利用して前景をぼやけさせ、巣穴から出てきた愉快なツノメドリに焦点を合わせることができたからだ。

[写真] サンプル画像

幸運なことに、帰りの船の上からバンドウイルカの群れを目撃することができた。
船も動いており、イルカたちも動いている、という制約の中で撮影するとき、このレンズの持つ柔軟性は本当にありがたい。
おかげで、イルカたちの背景に見えるバンボロー城までフレームに収めることができた。

[写真] サンプル画像

キョクアジサシは美しい鳥である。幸運なことに、この個体は私がすぐそばまで近付くのを許してくれた。そして私のレンズの最短撮影距離も素晴らしく、ごく至近距離での撮影を可能にしてくれる。本当の万能レンズ、多目的レンズと言える理由のひとつだ。ほんのりと気持ち良くぼやけた背景と、細部までくっきり見えるアジサシの毛並みとのコントラストが気に入っている。

David Cleland

写真家紹介

David Clelandは北アイルランドのベルファストを拠点に活動する風景・ルポルタージュ写真家である。

風景写真とドキュメンタリー写真で最もよく知られており、これまで多数の写真展に作品を出品してきた。中でも400年前の廃工場を探訪した写真集は批評家から高い評価を受けている。 映像・アニメーション教育にも携わっており、静止画像の基本原則を動画芸術に応用する技法を指導している。

彼の作品はイギリス国内の出版物や書籍表紙にも豊富な採用実績を持つ。 

主な著書に写真芸術の解説書2冊(電子書籍)があり、このうち「長時間露光の技法」(The Long Exposure eBook)は有名である。このほかに、「教育活動の中で写真が果たす役割の重要性」をテーマとする論文や記事を多数執筆している。

このプロジェクトについて

本プロジェクトではベルファストの美しい市街地をいろいろな気象条件下で撮ってみようと思った。ベルファストは、文化・建築・歴史の街として知られる魅力あふれる都市である。今回は、市内に多数あるお気に入りの撮影スポットの中から、特に気に入っているエリアの一部を訪れてみた。テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を製作したタイタニック・スタジオ、そしてあのタイタニック号を建造したハーランド・アンド・ウルフ造船所(現在はブラックフォード・ドルフィン石油会社)、有名なクイーンズ大学、そして最後に雨の中のベルファスト大聖堂地区を訪れた。このようなプロジェクトには、広範囲の撮影領域に対応できる多目的レンズが必要である。私は富士フイルムのXF18-135mmレンズを選び、そしてそれは完璧なパフォーマンスを発揮してくれた。

レビュー

写真を撮るという意識から離れて、野外を無心で探索して回る、というのが私の写真術である。信頼性と携行性に優れた富士フイルムのシステムを私は常に高く評価してきた。今回使用したXF18—135mmも、期待を裏切らない信頼性を持つ万能型のレンズである。非常に優秀な焦点距離範囲、防塵防滴構造、最新鋭の5.0段の手ブレ補正効果など、いくつもの素晴らしい長所を兼ね備えるこのレンズは、北アイルランドの野外探索にまさに最適だ。X-T1とXF18-135mmのコンビを手に、雨のベルファスト市内を無心で散策するのは解放的なひとときであった。最先端のレンズテクノロジーと定評ある富士フイルムの高画質を両立させたXF18-135mmレンズは、「使う楽しさ」を存分に堪能させてくれる製品だ。

作品解説

[写真] サンプル画像

私はベルファスト市内のこの地区を非常に気に入っている。あのタイタニック号の誕生の地となった元造船所だ。現在は著名なブラックフォード・ドルフィン石油会社の施設になっている。実に際立った風景だ。特に、夜になると特異な表情を見せてくれる。息を呑むようなスケールの大きさだ。水たまりの水面近くの低い位置にカメラを構え、露光時間を長く設定して、この有名なベルファストの風景とそれを映す水面の鏡像が水平線に浮かぶような構図を生み出すことを試みた。

[写真] サンプル画像

ノーザン・アイルランド・スクリーン社の活躍によって、北アイルランドは映画製作のリーダーになりつつある。 現在放映中のテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影舞台になっているタイタニック・スタジオは、かつては「ペイント・ホール・スタジオ」と呼ばれており、「エンバー 失われた光の物語」などの映画がここで製作された。

この写真でも、夏の雨上がりの水たまりにスタジオの姿が反射している。シャッタースピードを遅くして、反射ができるだけくっきりとシャープになるよう工夫した。

[写真] サンプル画像

ベルファストは豊かな文化を持つ都市である。昼夜ともに市内で最も賑わうベルファスト大聖堂地区には、さまざまなカフェ、レストラン、バーが立ち並び、古い歴史を持つこの特別な街にひときわ彩りを添えている。
私は薄暗い路地に差し込む光に感銘を受け、路地の入口をフレームの中央上寄りに配置して写真を撮った。石畳の小径を光が照らすさまが単純に気に入っている。私には、古典的なモノクロ映像の世界に自分がいるように感じられた。

[写真] サンプル画像

最初の2枚でご覧いただいたように、今回の撮影では、水面に映る鏡像(反射)を利用した遊びを試みてきた。 この写真は、グレート・ビクトリア・ストリートの都市風景を背景に、昔ながらの、時を超越した歩行者の姿を捉えたものである。おおむね人物を中心に据えた写真だが、通りの風景や水面の鏡像の中にも、見所(時を超越したもの)がいろいろあるはずだ。

[写真] サンプル画像

エルムウッド・アベニューは、ベルファスト市内の大学地区中心部の並木道である。夏の日差しが学生会館の建物を通り抜けて路面に達し、歩道の光がスポットライトを当てるように歩行者を導き、このシーン全体が夕刻の生暖かさを表現している 。私はこの光景に魅了された。XF18-135mmはこの種のドキュメンタリー写真に打ってつけのレンズだ。前景から遠景に至るまで、細部をはっきり捉えることができる。この写真を見れば、思わず見入ってしまう部分や、何か気付くことがあるはずだ。

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クイーンズ大学のラニョン棟は1845年に建設された。この建物の入口付近で私が最も好きな眺めは、入口に配置されている2人の天使だ。彼らは「玄関口を警護し、内なる英知と美徳を歓待する」役目を果たしている。通り過ぎる学生たちが天使をちらりと見上げながら大学の中庭に向かっていく。私は彼らが見上げるのと同じ角度で天使を写そうと思った。路面に立ってズーム撮影し、天使の細部まで捉えることができた。

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ベルファストから数マイル離れた都市、リスバーン市内のR-Spaceギャラリーで撮影した写真。ギャラリーからの眺望を写した作品の中で最もお気に入りのひとつだ。手前の古いねじれ屋根から遠くに見える時計塔までのディテールが気に入っている。18-135mmレンズの長い焦点距離範囲のおかげで、表現したかったとおりのイメージを再現することができた。雲が劇的な効果をもたらしているのが特に気に入っている。

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クイーンズ大学の佇まいは見る者の目を見張らせる。 かつて私は、ラニョン棟の美しさに驚嘆しつつ、中庭を1日に3度も4度も通り抜けるほど構内を散策したものだ。この写真も長時間露光で撮影した1枚。曇り空の夕方に撮影したので、建物に焦点を合わせるために、雲を取り除きたかった。太陽が空の低い位置にあり、レンガ造りの建物と窓に優しく反射していた。


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