X-T3 ファームウエアの更新

バージョン: 5.11

更新日: 2024.03.28

概要

1つのフォルダ内に記録できるコマ数の変更について
・Ver.4.20より1つのフォルダ内に記録できるコマ数が9,999から999に変更になります。

なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。

Notes

ブラウザの表示を更新してから、ダウンロードを行なってください。

  • Windows(Internet Explorer/FireFox/Google Chrome)の場合はCtrlキーを押しながらF5キーを押します。
  • Mac(Safari/Google Chrome)の場合は「Command」キーと「R」キーを同時に押します。
  • Mac(FireFox)の場合は「Command」キー・「Shift」キー・「R」キーの3つを同時に押します。

すでに最新バージョンの場合には、ファームウエアの更新を行う必要はありません。

  • バージョンの確認方法は、下記「ファームウエア更新の詳細手順」の「2. ファームウエアのバージョンを確認します。」をご覧ください。

お使いのカメラボディ、およびレンズは、最新のファームウエアでお使いください。

  • 最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。

ファームウエア

スマートフォンやタブレット経由でカメラのファームウエアをアップデートできます。

  • スマートフォンとペアリング登録しているカメラは、スマートフォンやタブレット経由でカメラのファームウエアをアップデートできます。

スマートフォン経由のファームアップ手順

FUJIFILM X Acquireなどでユーザーが変更した設定値のバックアップが可能です。

  • 設定値を初期状態から変更してご使用の場合は、事前に設定値のバックアップをお勧めします。詳しくは、デジタルカメラQ&Aをご覧ください。

カメラの設定のバックアップ保存と復元方法

ファームウエア更新内容

Ver.5.11

Ver.5.10からVer.5.11への変更内容

開放F値の明るいXF50mmF1.0 R WRを装着してマニュアル撮影を行った場合、スルー画の露出と撮影画像の露出が異なる現象を修正しました。

「FUJIFILM XApp」または「FUJIFILM Camera Remote」への画像転送を「撮影時 自動画像転送」に設定して撮影した場合、カメラの記録メディアに撮影画像が保存されない現象を修正しました。

Ver.5.10

Ver.5.01からVer.5.10への変更内容

下記の対象交換レンズとの組合わせにおいて、絞り制御のパラメーターを最適化し、ズーム操作中の露出追従性を向上しました。

【対象の交換レンズ】
XF16-55mmF2.8 R LM WR:Ver.1.30以降

※本機能を有効にするには、必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、交換レンズのファームウエアを更新してください。

以下の設定条件で撮影した場合、稀に画像の色調が異常になる現象を修正しました。

・シャッター方式:ES電子シャッター
・ドライブ設定:CH高速連写
・フォーカス設定:レリーズ優先、もしくはMF
・シャッタースピード:1/2.5, 1/5, 1/6

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.5.01

Ver.5.00からVer.5.01への変更内容

Ver.5.00のアップデート後に以下の撮影条件でフリーズする現象を修正しました。

・ドライブモード:ADV
・画質モード:FINE+RAWまたはNORMAL+RAW

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.5.00

Ver.4.52からVer.5.00への変更内容

追加・変更される下記項目2、3、4、5、6については、X-T3 New Features Guideをご覧ください。
X-T3 New Features Guide

「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」に対応しました。

「FUJIFILM XApp」は従来の「FUJIFILM Camera Remote」から無線通信のさらなる安定性強化や高速化を実現しているため、よりスムーズにカメラ内画像を転送しスマートフォン・タブレット端末で受信が行えるようになりました。また初回に行う、カメラとアプリのBluetoothペアリングを除いた、全ての通信操作をスマートフォン・タブレット端末上で完結できますので、従来よりもシンプルな操作で使用いただけます。
主な機能として「リモート操作」や「カメラ内画像の受信・閲覧」機能のほか、カメラの撮影メニューやセットアップメニューの設定を保存する「設定保存読込機能」、カメラ・レンズ、撮影枚数、撮影位置などの撮影活動の情報を時系列で閲覧できる「タイムライン機能」、これまでの撮影枚数やフィルムシミュレーションの使用回数などを自動的に集計して表示する「アクティビティ機能」が新搭載され、「GFX/Xシリーズ」で撮影する魅力がさらに広がりました。

※1「FUJIFILM XApp」の詳細につては、NEWS RELEASEをご参照ください。
デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」用の新アプリ「FUJIFILM XApp」

※2「FUJIFILM XApp」はiOS/iPad OS 13以降、Android OS 11以降でご利用いただけます。
下記のサイトより、スマートフォン・タブレット端末のOSとカメラを選択し、スマートフォン・タブレット端末にダウンロードしてください。

「FUJIFILM XApp」ダウンロードサイト

*「FUJIFILM XApp」のダウンロード開始日時は準備が整い次第、随時開始いたします。

セットアップメニューの「基本設定」に「エリア設定」が追加されました。これに伴い、初期設定の方法や「世界時計」の設定方法が変更されました。また「日時設定」で24時間表示が選べるようになりました。

・「エリア設定」:世界地図からお住まいの地域が選べます。「サマータイム」の設定も行えます。
・「世界時計」:「現地」の選択が世界地図から選べるようになりました。

【注意】
バージョンアップ後にカメラを起動すると「エリア設定」と「日時設定」が表示されますので設定を行ってください。

セットアップメニューの「リセット」の内容が追加変更されました。

・「セットアップメニューリセット」のリセット対象外に「エリア設定」が追加されました。
・「初期化」が追加されました。初期化時はホワイトバランスのカスタムの内容以外の全ての設定がリセットされます。

セットアップメニューの「接続設定」>「Bluetooth設定」が「Bluetooth/スマートフォン設定」に変更され「電源OFF中の画像転送」が追加されました。また「撮影後自動画像転送」が「撮影時自動転送」に、「スマートフォン同期設定」が「スマートフォン位置情報同期」にそれぞれ変更されました。

セットアップメニューの「接続設定」>「共通設定」の内容が移動になりました。

・「名前」と「スマートフォン送信時3M圧縮」が「Bluetooth/スマートフォン設定」に移動しました。
・「位置情報記録」が「保存設定」に移動しました。
・「位置情報表示」が「表示設定」に移動しました。
・Wi-Fiボタン設定が「操作ボタン・ダイヤル設定」に移動し、「Fnボタン設定」に変更されました。

DISP/BACKボタンを長押ししたときのファンクション(Fn)設定にBluetoothのペアリング登録が追加されました。これに伴い、スマートフォンとの接続方法が変更されました。

フジノンレンズXF8mmF3.5 R WRに対応しました。

Ver.4.52

Ver.4.51からVer.4.52への変更内容

下記レンズとの組合わせで、動画撮影中にマニュアルフォーカスリングを操作してもピント調整が行えない現象を修正しました。

・FUJINON LENS XF14mm F2.8 R
・FUJINON LENS XF16mm F1.4 R WR
・FUJINON LENS XF23mm F1.4 R

下記の特定条件下でスマートフォン用アプリケーション(FUJIFILM Camera Remote)とWi-Fi接続し「ライブビュー撮影」を行った場合、撮影画面のAFエリアを変更するとライブビュー画面が黒画面になり、カメラがフリーズする現象を修正しました。

・フォーカス設定>フォーカス点数切り替え:452点に設定
・フォーカスモード:AF-SまたはAF-C

Ver.4.51

Ver.4.50からVer.4.51への変更内容

Camera Remoteアプリケーションソフトがインストールされたスマートフォン(タブレット)からカメラボディのファームウエアをアップデートした場合、アップデートの完了直後にカメラボディがごくまれにフリーズする現象を修正しました。

※修正ファームウエアのアップデートについて:
修正ファームウエアのアップデートを行う際は、下記の手順でSDカードを用いたファームウエアのアップデートを行っていただきますようお願いいたします。
ファームウエア更新の詳細手順

Ver.4.50

Ver.4.40からVer.4.50への変更内容

追加、変更される下記項目1については、X-T3 New Features Guideをご覧ください。また三脚グリップ(TG-BT1)の初期設定や操作方法は三脚グリップ(TG-BT1)の使用説明書をホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T3 New Features Guide
三脚グリップ(TG-BT1)の使用説明書

三脚グリップ(TG-BT1)に対応しました。

カメラと三脚グリップ(TG-BT1)をBluetooth®で接続すると、グリップを握ったまま静止画撮影や動画撮影(*1)、電動ズーム機能があるレンズ(*2)ではT/Wボタンでズーム操作がご使用になれます。

*1 動画撮影を行う場合はカメラを動画モードに変更してください。
*2 XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZは2023年1月に対応予定。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.4.40

Ver.4.30からVer.4.40への変更内容

追加、変更される下記項目の操作方法や説明については、X-T3 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T3 New Features Guide

フジノンレンズXF18-120mmF4 LM PZ WRの機能にあわせてカメラメニュー内のズーム/フォーカスの操作・機能が追加変更されました。

・セットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定>タッチパネル設定に「タッチズーム」設定を追加。
・セットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定に「電動ズームレンズファンクション(Fn)設定」を追加。
Fn設定の割り当てに電動ズームレンズの選択機能が可能です。
*追加機能:「ズーム/フォーカスコントロールリング」「定速ズーム(T/W)」、「MF定速フォーカス(N/F)」
・セットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定に「レンズズーム/フォーカス設定」を追加。
*追加機能:「定速ズーム」の速度設定(8段階)、「定速フォーカス」の速度設定(8段階)、「定速ズーム/フォーカス操作」によるスタート/ストップ・押下中のみの切替、「ズームリング回転方向」設定、「ズーム/フォーカスコントロールリング」の用途設定(ズーム・フォーカスの切換)
・「フォーカスリング」と「フォーカスリング操作」の設定がセットアップメニュー>操作ボタン・ダイヤル設定>「レンズズーム/フォーカス設定」に移動し、「フォーカスリング」のメニュー名称が「フォーカスリング回転方向」に変更しました。

フジノンレンズXF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRとの組合わせで、絞り制御のパラメーターを最適化し、スルー画/動画の露出追従が向上しました。

動画モードでもAF+MFが出来るようになりました。

Ver.4.30

Ver.4.20からVer.4.30への変更内容

フジノンレンズXF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRに対応しました。

マニュアルフォーカスでワンプッシュAF使用時のAF精度を向上しました

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.4.20

Ver.4.12/4.13からVer.4.20への変更内容

SDXCカードフォーマットとの互換性を高めるため以下仕様変更を行いました。

1つのフォルダ内に記録できるコマ数を9,999コマから999コマに仕様を変更いたしました。

なお、macOSのコンピュータを用いて記録ファイルを処理されている方は、ファームアップ前に必ず、「macOS のコンピュータを用いて弊社デジタルカメラでの記録ファイルを処理されるお客様への重要なお知らせ」に記載しています、「II.本事象への対応」の「2.既にSDXCカード内にファイル(画像など)が記録されている場合」の対応を実施し、SDXCカードをフォーマットしてください。

Ver.4.12

Ver.4.11からVer.4.12への変更内容

カメラを煽って撮影するときに、電子水準器が表示される範囲(煽り角度)が従来よりも広がりました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.4.11

Ver.4.10からVer.4.11への変更内容

クリップオンフラッシュEF-X8使用時のフラッシュメニューの表示を「同梱フラッシュ」から「EF-X8」に変更しました。

ファイル名編集機能で特定のファイル名付けたときに画像がカメラで再生できない問題を修正しました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.4.10

Ver.4.00/4.01からVer.4.10への変更内容

セットアップメニューの接続設定>情報表示にIPアドレス表示を追加しました。

TTLスローシンクロフラッシュ撮影時のシャッター速度改善

夜景をバックにしたフラッシュ撮影など、比較的長い露光時間が求められる撮影シーンにおいて、露出モードをシャッター速度オートにして (PもしくはA) TTLスローシンクロ撮影を行っても、シャッター速度が1/8秒よりも長くならない問題を修正しました。Pモード時最長4秒、Aモード時最長30秒で撮影いただけるようになります。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.4.00

Ver.3.30からVer.4.00への変更内容

追加、変更される機能の操作方法や説明については、X-T3 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。

X-T3 New Features Guide(PDF:400KB)

オートフォーカス性能がX-T4同等に向上

1)AF処理シーケンスの最適化によりAF速度を向上。
2)被写体の動きを予測するアルゴリズム改善により、AF合焦率を向上。
3)AFトラッキング性能が2倍*に向上し、フォーカスエリアポイント枠を狙いたい被写体に合わせて半押しすることで、高精度に被写体を追従。
4)アルゴリズムの刷新により、ライブビュー、連写時の顔検出/瞳AFの追従性が約2倍*に向上。
5)-7EV:**の低輝度環境でも高速・高精度な位相差AFを実現。
6)任意のフォーカスレンジをあらかじめ設定できる「フォーカスリミッター」機能を新規に搭載。
 
*ファームウェアバージョン3.30との比較
**「フジノンレンズXF50mmF1.0 R WR」装着時

各種機能の拡充

1)動画撮影時(録画前のスタンバイ状態)にもシングルAFのエリアサイズを変更可能になりました。
2)「お気に入り」の設定方法が変更になり、カメラ内で付与したレーティング情報をサードパーティーのソフトウェア上でもレーティングを確認する事ができ、お気に入りの写真をすぐに判別できるようになりました。
3)AEロック中にフォーカスレバーでフォーカスポイントの位置変更が可能になりました。
4)フォーカス設定メニューの「レリーズ優先/フォーカス優先」の「AF-Sモード時の優先」の初期設定(撮影メニューをリセットした状態)がレリーズからフォーカスに変更になりました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.3.30

Ver.3.21からVer.3.30への変更内容

フジノンレンズXF50㎜F1.0 R WRを使用したときのパフォーマンスを最適化しました。

EF-X500をコマンダーとして使用する多灯撮影において、一部のグループが正しく発光しない場合がある不具合を修正しました。EF-X500をコマンダー、EF-60をリモートフラッシュとしてお使いになる場合も、本ファームウエアアップデートを適用してください。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.3.21

Ver.3.20からVer.3.21への変更内容

軽微な不具合を修正しました。

Ver.3.20

Ver.3.10からVer.3.20への変更内容

オートフォーカス機能の向上

  • 瞳枠の追従性が向上し、瞳にフォーカスが合いやすくなります。
  • 画面内に大きさの異なる顔が同時に存在する場合の顔検出性能が向上し、フォーカスが合わせやすくなります。
  • 花の撮影など、AFエリア内に背景被写体と手前被写体が混在したとき、背景被写体にピント合った状態からボケている手前被写体にピントを合わせようとしたときに、手前被写体に対してピントが合わせやすくなります。

フォルダに9,999枚まで保存可能に

これまでSDカード内の1フォルダ当たりの保存可能枚数の上限は999枚でしたが、今回のアップデートにより10倍の9,999枚が保存可能となります。

動画撮影時の下記症状を改善

  • 小絞り時にフォーカスがふらつく
  • 画面下端の中央付近に黒いスジがでる場合がある

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.3.10

Ver.3.01からVer.3.10への変更内容

追加、変更される下記項目(No.1)の操作方法や説明については、X-T3 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T3 New Features Guide(PDF:400KB)

ジンバル・ドローン対応(※)

これまでのUSB通信で対応していなかった下記機能が静止画撮影時に加え新規に追加されます。

  • 動画撮影の開始・終了
  • 動画撮影時の露出条件(露出モード、シャッタースピード、絞り、ISO感度、露出補正)の設定
  • 動画撮影時のマニュアルフォーカスのピント調整

※USBによる通信になります。今後対応するジンバル、ドローン製品の情報につきましては、弊社サポートページに加え、各メーカーのサポート機種情報などをご覧ください。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.3.01

Ver.3.00からVer.3.01への変更内容

ドライブモード「S」の時に、短時間にレリーズボタン押下の繰り返しで撮影すると稀に「電源を入れ直してください」エラーが表示される症状を改善しました。

Ver.3.00

Ver.2.10からVer.3.00への変更内容

追加、変更される下記項目(No.2,4,8)の操作方法や説明については、X-T3 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T3 New Features Guide (PDF:412KB)

顔検出/瞳AFの追従性・安定性の向上

アルゴリズムの改善により、顔検出/瞳AFの追従性・安定性をさらに強化します。遠くにある小さな顔への検出性能は約30%向上し、遮蔽物が顔を横切った際にも安定して追従します。静止画はもちろん、動画撮影時の性能も大幅に改善します。

新機能「顔セレクト」を搭載

顔検出ON時に複数の人がいた場合、合焦・追従・露出を合わせる顔を選択できる「顔セレクト」機能を新たに搭載します。タッチ操作、もしくはフォーカスレバーで任意の顔を選択することができます。

距離が離れた被写体へのAF合焦スピードの向上

アルゴリズムの改善により、遠距離から近距離、もしくは近距離から遠距離にフォーカスを合わせる際のAF合焦スピードが大幅に向上します。

タッチパネルの使い勝手・反応速度向上

タッチパネル設定に「ダブルタップ拡大」、「タッチファンクション」のON/OFFを選べる機能(*1)を追加します。設定をOFFにすることでタッチパネルの反応速度が向上し、より快適にタッチショット、AF、フォーカスエリア選択などを行うことができます。
*1:初期設定では「タッチパネル設定」、「ダブルタップ拡大」、「タッチファンクション」すべてがOFFになっています。タッチパネル機能をご使用いただくには、セットアップメニューから「タッチパネル設定」をONにしていただく必要があります。

瞳検出時顔枠表示変更

瞳AF時に瞳枠のみを表示するようにしました。

EVF時タッチパネル操作追従性改善

EVF時のAF/MFエリア移動のタッチパネル操作の追従性を改善しました。

インターバル撮影時のフォーカスレバーPUSH操作改善

インターバル撮影中のフォーカスレバー(八方向キー)のPUSH操作を無効にしました。

フリッカー低減連写速度改善

フリッカー低減のメニューがON/OFFから全コマ/1コマ目のみ/OFFの三択に変更になり、1コマ目のみを選択したときのCH連写の速度が改善されました。

画像転送予約ファイルのメッセージ表示見直し

起動時に予約ファイルが無い場合は、メッセージを表示しないようにしました。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.2.10

Ver.2.00からVer.2.10への変更内容

追加、変更される下記項目(No.1)の操作方法や説明については、X-T3 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T3 New Features Guide (PDF:328KB)

4GBを超える動画ファイルを1ファイルで記録

従来はファイルサイズが4GBを超える動画ファイルは分割して記録されておりましたが、32GBよりも大きいSDメモリーカード(32GBを含まず)をお使い頂くと、ファイルサイズが4GBを超える場合でも1つの動画ファイルとして記録されます(※1)。
※1:32GB以下のSDメモリーカード(32GBを含む)をお使い頂くと、ファイルサイズが4GBを超える場合でも一時中断することなく動画撮影が可能ですが、動画ファイルは分割して記録されます。
注:未使用のSDメモリーカードや、パソコンやその他の機器で使用したメモリーカードは、必ずカメラでフォーマットしてからご使用ください。

その他軽微な不具合を修正しました。

Ver.2.00

Ver.1.02からVer.2.00への変更内容

追加、変更される下記項目(No.1,3,6)の操作方法や説明については、X-T3 New Features Guideをホームページからダウンロードしてご確認ください。
X-T3 New Features Guide (PDF:328KB)

ハイブリッドログガンマ方式での4K HDR動画撮影機能の追加

HDRの国際標準規格(ITU-R BT.2100)のひとつであるハイブリッドログガンマ(HLG/Hybrid Log Gamma)方式での動画撮影機能を搭載しました(※1)。明暗差の大きいシーンや、彩度が高い被写体においてリアリティのある高品位な映像を記録できます。
※1:H.265(HEVC)選択時に使用可能です。HLG方式に対応したテレビやディスプレイでご鑑賞ください。

フィルムシミュレーション映像/F-LogのHDMIとカメラ内SDカードへの同時出力(※2)に対応

フィルムシミュレーション映像とF-Logを、HDMIとカメラ内SDカードに同時出力することができます。フィルムシミュレーション映像をモニタリングしながらF-Log収録するなど、用途に応じたワークフローで撮影に臨むことができます。
※2:59.94P/50P、FULL HD ハイスピード撮影、4Kフレーム間ノイズリダクション、HDMI出力情報表示は使用できません。また、HDMI出力とカメラ内SDカード記録で、異なる画像サイズ(4K、Full HD)を選択することはできません。

ホワイトバランスの色温度表示に対応

カメラの液晶モニターやビューファインダーに、ホワイトバランスの色温度(ケルビン)を表示可能となりました。

4K/29.97P以下での低速シャッターに対応(※4)

4K 29.97P/25P/24P/23.98P選択時にフレームレート以下のシャッタースピードも選択可能になりました。
※4:DCI4K/4K 59.94P/50P、またはDCI4K/4K/FHD Long GOP収録時にはフレームレート以下のシャッタースピードは選択できません。詳細は、動画記録モードの「シャッタースピード」をご参照ください。

H.264選択時にALL-Intra、最大ビットレート400Mbpsを使用可能に

従来はH.264選択時にはLongGOPのみ選択可能で、最大ビットレートは200Mbpsまででしたが、ALL-Intraが選択可能となり、最大ビットレートは400Mbpsまで使用可能になりました。

給電中アイコンの追加

縦位置バッテリーグリップ「VG-XT3」に付属しているACアダプター(AC-9VS)や、推奨アクセサリーであるAnker製モバイルバッテリー「Anker PowerCore+ 26800 PD」(※5)、「Anker PowerCore Speed 20000 PD」をご使用頂くと、給電中の状態を示すアイコンがEVF/LCDに表示されます。
※5:AnkerおよびPowerCoreは、アンカー・ジャパン株式会社またはその関連会社の商標または登録商標です。

その他、軽微な不具合を修正しました。

Ver.1.02

Ver.1.01からVer.1.02への変更内容

ヒストグラム表示時またはスポーツファインダー使用時、稀に発生するボタン操作ができなくなる症状を改善しました。

特定の撮影条件(スポーツファインダーモードまたは電子シャッター連写等)で稀に発生するRAW画像が正常に記録できない症状を改善しました。

その他、軽微な不具合を修正しました。

Ver.1.01

Ver.1.00からVer.1.01への変更内容

電子シャッターで高速連写したときのディストーション補正値を最適化しました。

一部SDカードでLOCKを認識しない不具合を修正しました。

その他、軽微な不具合を修正しました。

ファームウエア更新手順

  1. ファームウエアのバージョンを確認する。
  2. フォーマット済みのメモリーカードを用意する。
  3. ファームウエアをダウンロードしてメモリーカードに保存する。
  4. ファームウエアが記録されたメモリーカードをカメラに入れてファームウエアの更新作業をする。
ファームウエア更新の詳細手順

ご注意

ファームウエアの更新に失敗すると、カメラが正常に動作しなくなる場合があります。以下の点を必ず守ってください。

  • ファームウエアの更新作業には、十分に充電したバッテリーをご使用ください。万一、ファームウエア書き換え中にカメラの電源が切れると、カメラが動作できない状態に陥ります。
  • ご使用のファームウエアが古いバージョンの場合でも直接最新バージョンにアップデートが行えます。
  • ファームウエアの更新時間は、ファームウエアの容量によって変わります。最大約5分掛かる場合があります。更新中は、絶対に電源を切ったり、カメラを操作したりしないでください。
  • ファームウエア更新後は、更新前のバージョンには戻すことができません。
  • ファームウエアの更新中にエラーメッセージが表示された場合は、下記をご覧ください。

エラーメッセージと対応方法

ダウンロード

使用許諾契約書

下記はお客さまが「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をしていただく際にご同意が必要です。この内容を十分ご理解いただき、「ファームウエア更新ファイルのダウンロード」をされる場合は、下の[同意する]をチェックしてください。 この内容に同意いただけない場合は、ファームウエアをダウンロードすることは許可されていません。この場合は、当社サービスステーションにてファームウエアの更新を実施させていただきます。

ファームウエア更新サービス

1. ライセンス

本ソフトウエアの著作権は富士フイルム株式会社(以下富士フイルムといいます)に帰属します。

2. 制限事項

本ソフトウエアのユーザーは、本ソフトウエアの全部または一部を修正、改変、リバースエンジニア、 逆コンパイルまたは逆アセンブルなどをすることはできません。

3. 免責事項

富士フイルムは、本ソフトウエアの使用に付随または関連して生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、いかなる場合においても一切の責任を負いません。

注意事項

本ソフトウエアの仕様は、将来予告なしに変更することがありますのでご了承ください。

ダウンロードファイル名: FWUP0019.DAT

ご注意

  • ダウンロード先に同名のファイルが無いことをご確認ください。同名のファイルがあると、ご使用のブラウザによっては、ファイル名称の末尾に“(1)”などの枝番が付く場合があります。枝番の付いたファイル名称でファームウエアの更新を行うとカメラが正しく認識できません。

ファームウエア対応表

  • お使いのカメラボディ、およびレンズは最新のファームウエアでお使いください。最新のファームウエアの組み合わせでないと、機能・性能が十分発揮できないことがあります。下記のファームウエア対応表をご覧ください。
カメラレンズ