ページの先頭です


サイトの現在地を表示します
サイトの現在地表示をスキップして本文へ移動します
 
つのる、もどかしさ

3月31日、弊社「お客様コミュニケーションセンター」に一本の電話が入ります。それは弊社の写真洗浄情報が掲載された新聞記事を見た、気仙沼市の高井晋次さんという方からのお電話でした。その内容は「いま大量の写真やアルバムが集まっている。洗浄方法の詳細を教えてほしい」というものでした。詳細をご説明したところ「実際に洗浄してプリントが綺麗になりました」との報告をいただきます。そこでさらに何か要望はありませんか? と伺ったところ、洗濯バサミや、ポケットアルバムの要望をいただき、早速手配しました(しかし、まだまだ物流が混乱していた時期。到着したのは4月10日頃でした)。

この頃TV局から、番組で「泥水に汚れた写真の対処法」を取材したいとの連絡が入ります。その他にも、こういった取材依頼が増える一方で、被災地の生の状況を確認出来ていないことに私たちはもどかしさを感じていました。現地の状況を想定して、様々な実験を進める一方、お客様やメディアの方々の反応から、写真は濡らしてはいけないもので、ましてや洗えるとは思われていないことに気づきました。適切な方法で洗えば救える写真も多いということを伝える必要がある、メーカーとしてやるべきことがありそうだ、との思いも強くなっていきます。そしていよいよ、

という声が社内で大きくなっていきました。

4月5日、TV局の報道番組において、レポーターの方が持参された実際の被災地の写真をTVカメラの前で洗浄することに。私たちはこの時はじめて、実際に被災した写真に遭遇しました。硬くくっついていた写真を40分かけて剥がし、下から綺麗な写真が出て来た時には、ほっとしたと同時に、TVクルーの皆さんなど、まわりからもなぜか自然と拍手がわき起こりました。

被災地でより多くの方に情報を伝えるために「写真が水や泥で汚れてもあきらめないでください」というCM制作を決めたのもこの頃でした(その後、宮城、岩手、福島、青森の4県で4月23日から4月いっぱいまで放映。加えて同内容のラジオも茨城を加えた5県で同時期に放送)。このCMが、一人でも多くの被災地の方々の目にとまり、一枚でも多くの写真を救えることを願いました。

Share | Check


ここからフッターです

ページの終わりです
ページの先頭へ戻る