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写真が笑った ~あなたの撮ってる写真を見せてください!~

写真が趣味のお父さん。我が子の成長記を撮ることに夢中なママ。友情の証として青春を撮り続ける女子高生。
人はそれぞれ、大切なときをいつまでも残したくて写真を撮っています。
あなたは、どんな写真を撮っていますか?
ここでは、あなたの街にもいる「普通の人」が撮っている ”日常の写真”とその”想い”について、シリーズでご紹介します。
June 6月

ロック好きパパが残す
お花畑の家族写真

赤いTシャツがパパのトレードマーク!
大好きなロックが奥さんとの出会いのきっかけに

3人姉弟のパパである富田さんは大のロック好き。これまで某ロックバンドのライブに足を運んだ回数は数百回にも及ぶといいます。

子供の頃から“赤いTシャツ”がトレードマークで、ライブに行くときの服装も、もちろん赤いTシャツがお決まり。ファンの間では「赤Tの人」として、ちょっとした有名人です。最近では年長の息子さんにも赤いTシャツを買うことが多くなり、赤Tはいわば「富田家代々の勝負服」になっているとか。

ちなみに奥さんも音楽好きで、出会いは大好きなミュージシャンのオフ会だったそうです。「恥ずかしすぎて、なかなか声をかけられなかった女性は、後にも先にも女房だけ」という言葉に運命を感じますね。

当時、富田さんはオフ会用に、一番好きな花にちなんで「富田さくら」というハンドルネーム(ニックネーム)を使っていたそうですが、てっきり女性だと思い込んでいた奥さんは会ってビックリ。初対面のときは「別の人が勝手に富田さんの名を語っている」と信じて疑わず、富田さんは本人だと証明するのに少し苦労したとか。それも今では笑い話。のちにその名前を娘さんに付けたというのも心温まるエピソードです。

お花畑で撮る家族写真
年間2万枚の写真で思い出がよみがえる!

休日には家族で全国各地にお花見に行くことが多いという富田さん。カメラには色とりどりの季節の花とお子さんたちの笑顔の写真が溢れていました。

自然の中でのびのび遊ぶお子さんたちは表情もやわらかく、カメラ目線でポーズを決めている写真も生き生きとしています。あえて少し離れた場所から撮ることも多いそうで、風景の中にさりげなくお子さんが入った写真はどれもポストカード風で素敵。お花畑の広がりも感じられ、その場の雰囲気が伝わってきます。

富田さんは家族写真をとても大切にしていて、毎年欠かさず送っている幼馴染への年賀状も、お子さんが生まれてからは家族写真が付いたデザインに変えたそうです。

「毎年2万枚は家族の写真を撮ります。家族写真は記録と記憶ですね。写真を見れば、そのときの思い出が鮮明によみがえってきますから。」

花と一緒の写真はとくに季節感が出るので、いつどんなときの写真か思い出しやすく、家族で見返すのも楽しいひととき。観光地でもできるだけ他の人に頼んで、家族全員が写った写真を残すようにしているそうです。

いずれは「孫と一緒に花見に行きたい」と早くも未来への思いを馳せる富田さん。それまでには数えきれないほどの家族の楽しい思い出が、笑顔の写真と共に増えていくのでしょう。

プロフィール
富田さん 

埼玉生まれ、埼玉育ちの30代会社員。小3、年長、1歳の3人姉弟のパパ。ヘヴィ・メタルを聴きながら家族と全国各地に花見に行き、帰りにラーメンを食べるのが楽しみ。

Backnumber
  • 4月 April

    アラフィフ女性
    家族のルーツ探しの旅

  • 5月 May

    30代ママが撮る
    そっくり親子の日常

  • 6月 June

    ロック好きパパが残す
    お花畑の家族写真

  • 7月 July

    第二の人生は陶芸家!
    作品は写真で記録

  • 8月 August

    子育てと仕事を終えた
    シニア主婦の登山写真

  • 9月 September

    料紙専門店で働く20代女子のほのぼのペット写真

  • 10月 October

    女性化学者が写すベランダガーデニングの記録

  • 11月 November

    地元の団塊夫婦が
    めぐる秋色・京都

  • 12月 December

    フードライターが写す
    スノードームコレクション

  • 1月 January

    20代会社員が撮る
    旅と飛行機の写真

  • 2月 February

    30代アクティブママの
    スマホランチ日記

  • 3月 March

    31歳の若き醤油職人が
    写す醤油づくりの世界


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