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日の出・夕日の撮影にチャレンジしませんか?

 

[写真]撮影地 : 茨城県 大洗海岸 (大洗磯前神社 神磯の鳥居) FUJIFILM X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

日の出と聞くと、真っ先に思いつくシーンは、新年幕開けの象徴「初日の出」ですね。
また、初日の出に限らず、水平線や地平線から昇る太陽や、逆に沈み行く太陽を、撮影してみたいと思われる方も多いのではないでしょうか?

この撮影ガイドでは、日の出や夕日の撮影でご注意いただく点と、きれいに撮るおすすめテクニックをご案内いたします。

ご注意ください(カメラ取扱の注意)

光学ファインダーで太陽を覗くと大変危険です

太陽からはたいへん強い光(目に見える光の他、紫外線・赤外線など目に見えない有害な光も含まれます)が出ています。また、強い熱も持っておりますので一眼レフカメラなど、レンズを通った光をファインダーで直接見るカメラの場合は、太陽を見ると大変眩しく、熱が集中するなど、目を傷めてしまうことがあります。

また、CCD/CMOSにも影響があるため、太陽にレンズを向ける時間も最小限にしていただく事をおすすめします。
日の出/日没のタイミングを待つ間は、レンズキャップをしてください。

[写真]一眼レフデジタルカメラ

※危険※
  • 危険ですので、一眼レフの光学ファインダーは使用しないでください。
  • 一眼レフは当社FinePix S3 ProやFinePix S5 Proなど、レンズと画像センサー(CCD/CMOS)間にミラー(鏡)を搭載したカメラです。
    必ず、液晶モニターのライブ画像表示で見るようにしてください。

なお、本撮影ガイドでご案内しているデジタルカメラは、一眼レフに該当いたしませんが、光学ファインダーを搭載したカメラでも同様にご注意ください。


防寒対策をしましょう

初日の出など、冬の朝早くお出かけになる際はしっかりとした防寒・防風対策が必要です。
風を通さない暖かな服装や手袋はもちろん、使いきりのカイロなどをご準備いただくとよいでしょう。

[画像]防寒対策をしましょう

“結露”にご注意ください

気温の低い屋外から暖かい室内に移動した際に、カメラ本体やレンズに水滴が発生することがあります。
これは、暖かい空気に含まれる水分が冷たいカメラで冷やされて水滴になる“結露”と呼ばれる現象です。
寒い屋外からカメラを持ち込む際は、直接室内の空気に触れないようにしてください。
屋内に入る前に、タオルで包む・食品用の密封袋などに入れて持ち込むなど、ひと工夫すると軽減できます。

※1時間程度を目安に、室内の温度と同じくらいになるまで取り出さないでください。

日の出・夕日の撮影におすすめのカメラは?

日の出や日没を撮る際に特殊な機能は必要ありませんが、細かな露出コントロール(絞りやシャッタースピードの調整)が可能なXシリーズやHSシリーズ(ロングズームタイプ)デジタルカメラがおすすめです。

該当する当社製デジタルカメラ

【交換レンズ(単焦点) レンズ交換式デジタルカメラ用】

【交換レンズ(ズーム) レンズ交換式デジタルカメラ用 】

製品の購入

日の出・夕日の撮影テクニック

画面に太陽(発光体)が入る日の出や日没の写真は、露出コントロールやホワイトバランス調整が重要です。
また、太陽の動きは速いため、時間との勝負です。カメラの設定を事前に済ませておくなど、準備が大切です。

露出補正を活用しましょう

デジタルカメラには、精度の高い露出計が搭載されているため、露出補正をしなくてもきれいな写真を撮影可能 ですが、少し印象を変えたい際などお好みに応じて調整してください。

【露出補正 : プラス側】

ややプラス側に補正していただくと、太陽の輝きが大きくなるため、華やかな印象になります。

[写真]露出補正を活用しましょう 露出補正 : プラス側

<使用機材>
X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

<撮影データ>
撮影モード: 絞り優先オート
絞り:F4、ISO感度:200
露出補正 : ±0EV


[写真]露出補正を活用しましょう 露出補正 : プラス側

<使用機材>
X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

<撮影データ>
撮影モード:絞り優先オート
絞り:F4、ISO感度:200
露出補正 : +1.0EV


【露出補正 : マイナス側】

日の出直前の空を撮影する際、マイナス側に露出補正を行うと、微妙なグラデーション(階調)が再現されやすくなります。

[写真]露出補正を活用しましょう 露出補正 : マイナス側

<使用機材>
X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

<撮影データ>
撮影モード: 絞り優先オート
絞り:F4、ISO感度:800
露出補正 : ±0EV


[写真]露出補正を活用しましょう 露出補正 : マイナス側

<使用機材>
X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

<撮影データ>
撮影モード:絞り優先オート
絞り:F4、ISO感度:800
露出補正: -1.0EV


ホワイトバランスを変化させましょう

ホワイトバランスは、写真の色味を調整することができる機能です。
実際の状態より、高く設定(晴れ・曇りなど)すると赤味を帯び、低く設定(電球など)すると青味が増します。
また、色温度設定のあるデジタルカメラでは、数値(ケルビン値)を変更することにより、細かな調整が可能です。

夕日の写真は、赤めに調整すると雰囲気が出ます。
特に日没直後、西の空が赤く染まった状況を撮影すると印象的です。
ホワイトバランスを「晴れ」や「曇り」の使用や「色温度設定」で色温度を高く(8000K~10000K)設定すると赤みを帯びます。

[写真]ホワイトバランスを変化させましょう

<使用機材>
X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

<撮影データ>
撮影モード:絞り優先オート
絞り:F16、ISO感度:200
ホワイトバランス: 晴れ


[写真]ホワイトバランスを変化させましょう

<使用機材>
X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

<撮影データ>
撮影モード: 絞り優先オート
絞り:F16、ISO感度:200
ホワイトバランス: 色温度設定(10000K)


日の出写真は、朝の清涼感を出すため、ホワイトバランスを「電球」など低めに設定するのも効果的です。
また、ホワイトバランス「色温度設定」を使うと細かな調整が可能です。4000K~2500K程度の色温度をご利用ください。

[写真]ホワイトバランスを変化させましょう

<使用機材>
X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

<撮影データ>
撮影モード:絞り優先オート
絞り:F5.6、ISO感度:200
ホワイトバランス: 晴れ


[写真]ホワイトバランスを変化させましょう

<使用機材>
X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

<撮影データ>
撮影モード: 絞り優先オート
絞り:F5.6、ISO感度:200
ホワイトバランス: 電球


構図のテクニック

太陽だけ写真を撮っても、あまりパッとしない状態になってしまうことがあります。
もし可能であれば、太陽のほかに被写体を入れてみるのも良いのではないでしょうか?

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  • [写真]

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撮影アクセサリー

撮影におすすめのアクセサリーは?

【予備バッテリー】

バッテリーは気温が下がると、電池消耗が大きくなる特性があります。念のため、予備バッテリーを準備していただくことをおすすめします。
また、予備バッテリーは冷えないように、ポケットなどで暖めておくと良いでしょう。

※注意※ポケットに入れる際は、ショートを防ぐためコインや鍵など、金属製のものとは一緒に入れないでください。

[画像]予備バッテリー

【懐中電灯・ペンライト】
[画像]懐中電灯・ペンライト

夜明け前や日没後は周囲が暗い状態です。
安全のため、足元を照らせる懐中電灯やペンライトのご用意をおすすめします。
また、暗い場所でカメラを準備する際にも役立ちます。


【方位磁石】

[画像]方位磁石

方位磁石は、太陽の昇る位置や沈む位置を確認するために、あると便利なグッズです。
真北を0度として東回りの角度が確認できるものを選択してください。
また、スマートフォンをお持ちの方は、方位磁石のアプリをご利用いただくのも良いでしょう。

日の出・日の入の方位は国立天文台ホームページなどで確認可能です。

※「各地のこよみ」「こよみの計算」をご参照ください。


【水準器】

[画像]水準器

水平線や地平線から昇る太陽や沈む太陽を撮影する場合は、カメラが水平になっていないと、写真が台無しになってしまうことがあります。カメラ内蔵の「電子水準器」や市販の「水準器」をご利用いただき、カメラが水平となっていることを確認してください。
なお、三脚を使用していただくと、カメラがブレにくいため水平をとりやすく、また維持も容易です。

※電子水準器はXシリーズや一部のFinePix HSシリーズに搭載しています。


コンパクトデジタルカメラではダメなの?

コンパクトタイプのデジタルカメラにも、露出補正やホワイトバランス調整は搭載されています。もちろん日の出や夕日の撮影が可能です。
※露出補正・ホワイトバランスを変更する際は「P:プログラム」モードをご利用ください。
また、シーンポジション(SP)に「夕焼け」モードがございます。夕日の場合は、こちらのご利用もおすすめです。

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写真を撮った後はプリントしましょう!

FUJIFILM Professional X プリント

[画像]FUJIFILM Professional X プリント

FUJIFILM Professional Xプリントとは、Xシリーズで撮影された画像データをXプリントマイスター(*)が見極め判断しながら調整し一枚一枚丁寧に最適なプリントに仕上げるサービスです。
印画紙は最も高い濃度と彩度を持つフジカラープロフェッショナルペーパーを採用し、豊かな階調と自然で鮮やかな色再現を実現します。
Xシリーズの持つ卓越した性能を最大限に発揮させる、高品位のプリントサービスです。
*当社にて認定したXシリーズの特性を理解したプリント技術者

おまけ : ブラケティング機能を活用しましょう

ブラケティング機能は、1回のシャッターで設定を変更した写真を3枚撮影します。AE・ISO・ダイナミックレンジ・フィルムシミュレーションなどありますが、今回は「AEブラケティング」と「フィルムシミュレーションブラケティング」をご紹介します。

AEブラケティング

露出補正値に悩む場合、XシリーズやHSシリーズデジタルカメラに搭載されている、AEブラケティング機能を活用してはいかがでしょうか?
AEブラケティング機能は。露出をずらして3枚の写真を自動的に撮影します。

フィルムシミュレーションブラケティング

富士フイルムのフィルム発色を再現したフィルムシミュレーションを搭載したカメラには、1回の撮影で異なるフィルムシミュレーション3種を撮影する機能が搭載されているカメラがあります。
フィルムシミュレーションを変化させると、また違った雰囲気の写真が撮れますので、お試しください。

最後までご覧いただきありがとうございました。美しい日の出・夕日の撮影にチャレンジしてください。

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