室内で料理や花を撮影してみませんか？

テーブルフォトと言っても、必ずテーブルでないと“ダメ”と言うわけではありません。椅子でも結構ですし、極端に言えば、丈夫な段ボール箱などでも構いません。

同じ品物でも、敷く布が明るい色と暗い色では、だいぶ印象が変化します。また、単色だけではなく、柄の入った布や紙でも面白い変化が期待できます。

使用機種 ： FUJIFILM X20

【APS-Cサイズ CMOS搭載デジタルカメラ】

• Xミラーレスデジタルカメラ 製品ラインアップ
• Xプレミアムコンパクトカメラ 製品ラインアップ

【交換レンズ（単焦点）　レンズ交換式デジタルカメラ用】

• Xマウント単焦点レンズ 製品ラインアップ

【交換レンズ（ズーム）　レンズ交換式デジタルカメラ用 】

• Xマウントズームレンズ 製品ラインアップ
• Xマウントシネレンズ製品ラインアップ

【テレコンバーター／マクロエクステンションチューブ】

• フジノン テレコンバーター 製品ラインアップ
• フジノン マクロエクステンションチューブ 製品ラインアップ

少々白飛びしても、白を際立たせ明るく撮影した写真を「ハイキー」な写真と呼びます。
この写真を撮るには、＋1EV＋2EVの露出補正してください。また、マニュアル露出を使用して、さらに明るく撮影してみるのも良いでしょう。
なお、被写体は明るい色調のもの、背景や敷布は白色を選ぶと効果的です。

• 露出補正方法 （露出補正用ダイヤル搭載機種）
• 露出補正方法 （露出補正ボタン搭載機種）

デジタルカメラには、色味を調整する事ができるホワイトバランス調整機能が搭載されています。
ホワイトバランスを調整して、赤味を強くすると暖かさ、青みを強くすると清涼感や冷たさが演出できます。

• ホワイトバランス変更方法 （Xシリーズ：Qボタン操作機）
• ホワイトバランス変更方法 （Xシリーズ：WBボタン搭載機）
• ホワイトバランス変更方法 （Xシリーズ：コマンドダイヤル操作機）

RAW撮影機能が搭載されているカメラの場合、撮影後にカメラ内現像やパソコンのRAWファイル現像ソフトで明るさや色調を変化させる事ができます。搭載されているカメラをご利用の際は、RAWで撮影することもおすすめです。

• RAW撮影設定方法 （セットアップメニュー設定機）
• RAW撮影設定方法 （撮影メニュー設定機）

グラスや花瓶など、高さのある被写体や奥行きのある被写体の全体にピントを合わせる場合、通常、絞りを絞り込んで被写界深度を深くしますが、マクロ撮影の場合、最大に絞り込んでもピントが合わない事があります。
被写界深度は後方だけでなく、手前側にもありますので、この場合は、ピントを合わせる位置を調整すると効果的です。
目安としては、手前側が1／3程度、奥側が2／3程度になるようにピント位置を調整してください。

ピント位置の調整は、三脚に固定したままでも、ピントを合わせたい位置にフォーカスエリアを移動する事が可能な「AFエリア選択」機能を使うと便利です。
「AFエリア選択」機能は、本ガイドで紹介した機種全てに搭載されています。

• AFエリア選択の設定／操作方法

全体にピントを合わせることとは逆に、注目してもらいたい場所だけにピントを合わせて他の部分をぼかすと、見る人の視線を誘導する事が可能です。ぼかすには、絞りを開いて被写界深度を浅くしてください。また、できるだけ近くに寄って撮影すると、より効果的です。