双眼鏡の選び方
用途にあったタイプを選ぼう
一口に双眼鏡といっても、バードウォッチング用や、天体観測用、海で使われるマリン用など、たくさんのタイプがあるんだ。だから使用目的(用途)にもっとも適したタイプを選ぶことが重要なんだよ。
倍率は高すぎても使いづらいぞ
倍率はその双眼鏡で見たとき、どのくらいの大きさに拡大できるかを示しているんだ。だから倍率が高いほど像は大きく見える。ただし、その分視野(見える範囲)が狭くなってしまって、かえって使いづらいこともある。見たいものは何か、良く考えて倍率を選ぶことが重要なんだ。
倍率と視野
倍率が高くなると視野は狭くなります。
フジノン双眼鏡での倍率と視野は次のとおりです。
6×30FMT 8.5°
8×30FMT 7.5°
7×50MT,FMT 7.5°
10×70MT,FMT 5.3°
16×70MT,FMT 4.0°
倍率と口径
口径の大きいもの(16×70)
口径の小さいもの(7×28)
双眼鏡をよく見ると7×50などの表示が書かれています。7は倍率(拡大する大きさ)7倍を表わし、50は口径(対物レンズの直径、単位はmm)を示しています。口径が大きいほど多くの光を集めることができるので像は明るくなりますが、双眼鏡そのものの形は大きくなってしまいます。