撮影ステップアップ
桜や梅の花など淡い色の花を撮影しても思っていた色や明るさとちょっと違う!と感じられた方は多いのではないでしょうか?
淡い色の花や空に向けて撮影した場合、見たとおりに再現するのは、かなり難しいことですね。
ちょっとしたコツで見た目の色や明るさに近づける事ができます。その方法をご紹介いたします。
撮影ワンポイント
「露出補正をする」
淡い色の花を撮影した際、思った色と違うように写ってしまう場合は、「露出補正」がおすすめです。
細かく調整が可能ですので、ぜひお試し下さい。
早速設定してみましょう
露出補正とは?
明るいものと暗いものが混ざっているシーンや明るい空などにカメラを向けると実際の見た目より暗く撮影されてしまう事があります。
淡い色を再現する際、暗く写る場合は+側に、明るすぎる場合は-側に調整していただくと良い結果が得られやすくなります。
露出補正ダイヤルのある機種
カメラを構えて右手親指の位置に「-2」~「+2」、あるいは「-3」~「+3」の数字が記載されたダイヤルがあります。
回転するだけで、露出補正が可能です。
メインコマンドダイヤルのある機種
カメラ天面の「メインコマンドダイヤル」を回すと露出補正可能です。
露出補正量はカメラの液晶モニターで確認可能です。
カメラ天面の「露出補正ボタン」を押すと、露出補正バーが表示されます。
メインコマンドダイヤルを回転して露出の補正量を設定してください。
露出補正ボタンがカメラ背面にある場合
カメラ背面のコマンドダイヤル「上」を押すと、露出補正バーが表示されます。
コマンドダイヤルの上下で露出の補正量を設定してください。
露出補正は設定を戻さないとその後に撮影した写真全てに影響が出てしまいます。撮影後は「0」の位置に戻していただくことをおすすめします。
いかがでしょうか?少し明るめに撮影するだけで雰囲気が変わりますね。
念のため、露出を少しづつずらした画像を何枚か撮影しておくとお好みの写真が見つかると思います。いろいろな設定でお試しいただき、撮影を楽しんでください。