撮影ステップアップ
写真集などで人物の背景がぼけた写真をみたことはありませんか?
背景がぼけていると人物が浮き上がって見えるので、際立って見えますね。
背景をぼかすテクニックはそれほど難しくはありません。ちょっとした設定でできますので、ご紹介します。
撮影ワンポイント
「絞り優先オートで絞りを開く」
風景の項目でもピントの合う範囲(被写界深度)を説明しましたが、背景をぼかす場合は逆の方法でできるのです。
簡単な操作ですので、ぜひお試しください。
早速設定してみましょう
絞り優先オートとは?
ピントの合う範囲(被写界深度)をコントロールする絞りの値を手動で設定できる撮影モードです。
人物の撮影で背景をぼかす場合は、できるだけ絞りを開いてピントの合う範囲を狭くして撮影しましょう。
<さらにワンポイント>
日中の屋外など非常に明るい撮影シーンの場合、シャッタースピードが最高速まで上昇してしまって、絞りを開く事が出来ない事があります。
この場合は、NDフィルターと呼ばれる減光用フィルターをお使いいただくと絞りを開けやすくなります。
NDフィルターはフィルターの専門会社やカメラアクセサリーの会社からいろいろな種類が出ています。
日中の屋外など非常に明るい撮影シーンの場合、シャッタースピードが最高速まで上昇してしまって、絞りを開く事が出来ない事があります。
この場合は、NDフィルターと呼ばれる減光用フィルターをお使いいただくと絞りを開けやすくなります。
NDフィルターはフィルターの専門会社やカメラアクセサリーの会社からいろいろな種類が出ています。
※XF1/XQ1にはフィルターは取り付けることができません。レンズの前にかざすようにしてご利用ください。
いかがでしょうか?
逆に、風景写真を撮る時は、絞りを絞ると手前から奥までピントが合いやすくなります。
撮影シーンにあわせて絞りを使い分けて、写真撮影をお楽しみください。